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電話とほっとみるく ページ34

『ただいま!』
石「おかえり!」

今日は仕事が午前中に終わったので、界人が家にいる。
部屋に直行して、いつもより重いリュックをおろす。
洗面所で手を洗ったあと、リビングのドアを開けた。

『今日はどうでしたか?』
石「こちらが聞きたいです。今日はどうでしたか?」
『今日は良い資料がどっさり手にはいった。』
石「理科の?」
『うい。』
そういうふうに話しながら、ご飯を食べる。

ご飯を食べ終わったら、早々と部屋に戻る。
今日、結城先生に貸してもらったノートを取り出す。
1から読んでいると、スマホがなった。
『うおぁ!!でんわ!?』
名前のとこを見ると、「望月桃也」と書いてある。
そういえば、今日望月センパイと電話番号交換したんだっけ?
落ちついてから電話を取って、スピーカーホンのボタンを押す。

望「あ、もしもし?梶原?」
『あ、あぁ、はい。』
望「いや、結城先生に聞けたかなって思ってかけてみた。どうですか?」
『聞けました。ありがとうございます。』
望「よかったぁ。じゃ、また明日!」
『へ、ぁ、どうも。』
プツッ

ふおー、緊張した。
今度……明日会ったら、できる限りメールを使ってもらえるよう頼んどこう。
そう、考えながらノートを再度開く。

………………………………………、やっぱり緊張がとけない。
『かいとー、ほっとみるくいれるけど飲みますかぁーー?』

ある朝→←第3理科準備室



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作者名:ロケットエンピツ | 作成日時:2022年9月5日 20時

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