今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:3,668 hit
小|中|大
科学部は漫画部? ページ31
笹「さぁどこから回ろうか?」
ここ学校の部活動一覧がパンフレットに乗っている。
『地学部とかないかなぁ。』
笹「んー、地学部はなさそうだけど科学部ならあるね。」
と笹塚先生がパンフレットを指す。
『じゃあ、科学部行って見ましょう!』
第一理科室に科学部はあった。
『えっと、なんかここ人少なくないですか?』
たったの3人しかいない。
それも全員、漫画を読んだりスマホをさわったりしてぐーたらしている。
先生と一緒に驚いていると、
望「あれ?笹塚先生と梶原だ。何してるんですか?」
と望月センパイがやってきた。
事情を話すと、あぁという顔をする。
望「ここの学校、科学の授業が多すぎるから誰も部活まで科学部に入らないんですよ。科学部は実質、漫画部です。」
『ええ………。』
望「んー、どうせなら僕が所属してる剣道部見に来ない?」
気落ちしている僕に気を遣ってかそんなことを言ってくれた。
望月センパイと一緒に剣道部を見て、お礼を言って帰ろうとすると、思い出したようにセンパイが言った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ロケットエンピツ | 作成日時:2022年9月5日 20時