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先生達とも手を繋ぎ公園の道をゆっくり歩くと、
赤や黄色のふかふかな葉っぱの上に沢山のどんぐりが散りばめられているのがよく分かる。
雪「このどんぐり丸くて可愛いよ！」
A「ほんとだ！あ、こっちにもあるよ！」
手に取るとひとつひとつ形も大きさも違くて、つやつやしている。
ケイタ「俺、帽子かぶってるどんぐり集めてやじろべえ作るんだ。」
さよ先生「それいいわね。」
A「やじろべえって何？」
さよ先生「どんぐりの人形みたいなものだよ。」
雪「私どんぐりでリーフ作るんだ〜！」
A「私どうしようかな…」
リーフも作りたいし、やじろべえも気になるけど、どうしても決めかねてしまう。
雪「あ、そうだ。どんぐりでネックレス作るのはどうかな？！」
A「ネックレス！それいいかも！」
沢山のどんぐりを集めて沢山作ろう。お父さんとルパンと隣のおじいちゃんおばあちゃんと…
あ、お母さんの分も作ってあげようかな？！
A「私どんぐりいっぱい集める！いっぱい作ってプレゼントするんだぁ！」
雪「誰にプレゼントするの？」
A「ひみつー！！」
雪「あ！Aちゃん待ってー！」
帰ってプレゼントしたらお父さんどんな顔するんだろう。楽しみだな…
ーーー
次元「五右衛門の奴、随分と嬉しそうにずっとつけてるじゃねえか。」
ルパン「お前さんも人の事言えねぇじゃんか。」
次元「ばぁろー。あいつとはちげーよ///」
Aの作ったネックレスは五右衛門の家宝になったとさ………
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作者名：緋色 | 作成日時：2021年10月3日 18時
