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ルパンside
A「ただいまぁ!」
ルパン「おかえり〜。」
A「何やってるの?」
自分の背よりも高いテーブルの端を両手で掴み、一生懸命背伸びをして見てくるA。
ルパン「ルパンお手製GPS!」
A「じーぴーえす??」
ルパン「これを持っていればどこに居るかが分かるスグレモノさ。」
A「スグレモノ?!何それ!」
余程興味があるのかGPSの起動やパソコンに映る自分たちがいる場所の光を楽しそうに見ていた。
A「すごいね。私もそれ作れる?」
次元「Aには難しいんじゃないか?」
ルパン「案外ちゃちゃっと作れちゃったりしてww」
Aは工作が得意で器用だから近い将来出来るような気がしている。
ルパン「記念すべき1個目だ。Aにあげるよ。」
A「いいの?大事なものなのに。」
こういう所で遠慮しちゃうAはいい子過ぎる。
母親譲りだな…
そんな事を思うと同時に目の前にいる全身真っ黒の髭帽子には見習って欲しいものだ。
次元「なんか言ったか??」
ルパン「っ!!何も?!」
声に漏れてたかなと口を抑えつつAの小さい手にGPSをチョンと乗せる。
A「ありがとう!!」
嬉しのか万遍の笑みで五右衛門の所に駆け寄る姿はやっぱりまだ子供で………
やっぱりあの子はキラキラした笑顔が1番似合う。
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作者名:緋色 | 作成日時:2021年10月3日 18時