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秘密基地 ページ23
ケイタ「秘密基地作りに行こうぜ!」
他の男の子たちも嬉しそうに着いていく。
ケイタ「A!雪!一緒に来いよ。」
A「行くー!雪ちゃんも一緒に行こう?」
雪「う、うん。」
少し心配そうに着いてくる雪ちゃん。多分ケイタの事がちょっぴり怖いんだと思う。
A「大丈夫。私も一緒だから。手繋ごう?」
雪「ありがとう。」
お迎えが来るまでの間、園内の大きな庭の片隅にスコップを持って作り始めた。
落ちていた木の枝を地面に刺して木の間を仕切ったり、布を木に吊るしてテントみたくしてみたり。
そうやっているうちに段々と皆のお迎えが来て、空がきれいに赤くなってきていた。
雪「Aちゃん。ケイタ君じゃあね!」
ケイタ「じゃあなー。」
A「また明日ねー!」
話すまで怖く感じていたであろう雪ちゃんがケイタ君と喋れるようになって良かった。
元気いっぱいに手を振ったらケイタ君も雪ちゃんに振り返してて、ホッとした。
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作者名:緋色 | 作成日時:2021年10月3日 18時