東方司令部の国家錬金術師は今日もみんなに幸せを運んでいる様です

第八話 はじめての…おつかい? ページ10

どうせいつもの自慢話だと思っていたので少し驚いた








貴「なんですか?」










ヒューズ「気を使ってくれなくて大丈夫だ、それに今回の話はA少佐の協力も無いとダメなんだよ」






そう言って真剣な顔で私を見る









何か重要な話なのだろうか。

いつにもましてその表情は険しい









これは、ちゃんと聞かないとダメだと察知し

自分の席に座り直し、次に放たれる言葉を待つ









そしてヒューズさんの口から出た言葉は………









「エリシアがおつかいに行くと言い出した」









リザ・ロイ・A「は?」








ちょっと待って…おつかい?

大事な話じゃ無かったんじゃ…





ロイ「どういう事だヒューズ」

匕ュ「だから愛しのエリシアがおつかいにいくと言い出したんだ!大事件に決まってるだろ?!」








リザ「どうして大事件なんですか?」





ほとんど呆れ顔のリザさんが訪ねる


確かに、そんな重要な話でもない様な気がする。









匕ュ「天使と見間違えてもおかしくないほどの可愛さなんだぞ⁈おまけに1人で行くと言っているし…変な野郎が近づいてきてもおかしくないに決まっているだろう！」









そう一言で言い切った後、一呼吸おいて









「そこでお前達三人にこっそり尾行をしてもらいたい」






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貴「なにもそこまですることないんじゃ…」



さすがに…幼い少女のおつかいにわざわざ護衛はいらないだろう…?

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