第四十話 眠り ページ44
用意していた寝巻きに着替えて髪の毛をドライヤーにかける。
そういや、途中で電話の音が鳴っていた気がするけどどうなっただろう。
しばらくしてちゃんと髪の毛が乾いたか確かめた後、静かにリビングへと向かった。
そこにはやはり、仕事場と同じように新聞を読みながら座っている大佐がいた
A「大佐、もうそろそろ寝ましょう？」
時刻はすでに次の日になっているし、これ以上は仕事に支障が出そうだ。
ロイ「そうだな、じゃあ私はここで寝るから君は自室で寝なさい。」
そう言ってソファーに寝転がろうとする大佐を必死に止める
A「だっ、ダメです！こんなソファーで寝るなんて、私がここで寝るので大佐はベットで寝てください。」
ロイ「いや、君の家に泊めてもらっているんだから君が遠慮してどうする。私はここでいいから」
A「ダメです」
ロイ「いや、だから」
A「ダメです」
両者とも一歩も引かない事に諦めをつけたのかやれやれと大佐が口を開いた
ロイ「じゃあ、私と一緒に寝てくれるのならベットでいい。それが嫌なら今日は君がベットで寝なさい」
これなら大丈夫だろう、流石にここで、一緒に寝るなどという意見はでないはず……
A「…わかりました、じゃあ一緒に寝ます。多少狭いと思いますが我慢してくださいね？」
ロイ「え？」
A「どうかしましたか？」
ロイ「い、いや……」
天然なのか誘ってるのかイマイチよくわからないが、とりあえず一緒に寝るのは事実だ。夢じゃない。
そして気がつけばもうベットは目の前。
A「私、寝相悪いんで壁側でいいですか？」
ロイ「ああ。」
そして先にベットに入り、壁側に小さく寄る彼女は一瞬小動物のように見えた
それに続くように私もベットに入るが、1人用のベットだけあって所々身体が当たる
A「じゃあ、おやすみなさい。」
ロイ「おやすみ」
最初のうちはもぞもぞとしていた彼女だが、やがて小さく寝息を立て始めた
甘いシャンプーの香り、真っ白な首筋、そして規則正しい寝息
全てが頭の中を刺激する。
ロイ「拷問だな、これは」
寝れないとわかっていながらも、なんとか眠気が襲ってくるのを期待して、彼女と向き合うようにしてから、私も目を閉じた。
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ミルクキャンディー - 遥@むらさきらびっとさん» ありがとうございますっ！頑張るのでよかったら続編の方もよろしくお願いします^ - ^ (2014年3月9日 17時) (
レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
遥@むらさきらびっと(プロフ) - 続編ですか頑張ってください!!
(2014年3月9日 14時) (携帯から) (レス) id: a63dbd0aac (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございますっ^o^本当に言われたらリアルに倒れそう…www (2014年2月20日 20時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
みお。(プロフ) - たっ…大佐っ!!かっこよすぎる!///一緒に入ってくれないのかとか(爆)言われたら死ぬ(>< )鼻血出してしまう← 最高です!! (2014年2月19日 20時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございます^_^私も現実で大佐に抱きしめられたい…←もう本当にかっこよすぎてヤバイですwww (2014年2月16日 7時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクキャンディー | 作成日時：2014年1月17日 3時
