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第三十九話 電話 ページ43

プルルルル プルルルル





ソファーに座りながら新聞を読んでいるといきなり大きな音が鳴り出した


ロイ「なっ、なんだ?」



辺りを見渡すとその正体は当然電話だった


一応電話の目の前まで来てみる…が、


ロイ「私が出て大丈夫か?」

そうだ、ここは彼女の家。もし相手が東方司令部や部下達だったら……


ヤバイ、非常にヤバイ。




だがそれでも目の前の電話はなり続ける


ロイ「仕方ないな……」


覚悟を決めて受話器をとるもその相手は予想外相手だった



ヒュ「あ、もしもしAちゃん?良かったぜ、ロイの野郎どんだけ電話しても繋がらねぇからさ〜せっかくエリシアの誕生日だってのに…」


ロイ「ヒューズ。私だ」



何故だかあまりいい気がしない


ヒュ「その声は、ロイ⁈なんでAちゃんの家にいるんだよ⁈まさか、寝込みを襲「お前はバカか!そんなわけあるわけないだろう‼︎」


ヒ「いやいや、お前の事だ。Aちゃんが眠った後にそっと近づいてガバッと…」

ロイ「そんなに燃やされたいのか?」


ヒュ「嘘だよ。そんな起こるなって、Aちゃん笑ってたか?」



ロイ「どういう意味だ?」


突然真面目な声に切り替わる、ヒューズのこういう所だけは苦手だ、まぁ、私も同じようなものだが…


ヒュ「いや、昔からな、時々不安定になるんだよ。皆の視線が怖いとか、外に出たくないとか。だから時々電話してたんだよ。まぁ、大半はエリシアだけどな。」


ロイ「そう、だったのか?」

初めて聞く発言に驚愕する。

そこまで、追い詰められていたのに気がつかなかったのか、私は……



ヒュ「だから良かったよ、この電話にお前が出てくれて。」


ロイ「は?」


ヒュ「今この電話に出たのがロイってことはおそらくAちゃんはお風呂にでも入ってるんだろ?それだけ心を許すことのできる相手が出来たってわけだ。」



ロイ「…それが私で、彼女はよかったのか?」

軍人で、イシュバールの英雄で。


ヒュ「はっ、俺に聞くなよ。でも、これだけは言っておく。…守ってやれよ、お前が」


ロイ「………ああ。」


ヒュ「じゃあそろそろ切るぜ、あ、今日はエリシアの誕生日なのにお前プレゼントも用意してなかったろ!今度ちゃんと持ってこいよ!!」



そして返事をする前に電話が切れた



静かになったら煩くなる、一体なんなんだあいつは…


だが、


ロイ「守って見せるさ、全てから」

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ミルクキャンディー - 遥@むらさきらびっとさん» ありがとうございますっ!頑張るのでよかったら続編の方もよろしくお願いします^ - ^ (2014年3月9日 17時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
遥@むらさきらびっと(プロフ) - 続編ですか頑張ってください!! (2014年3月9日 14時) (携帯から) (レス) id: a63dbd0aac (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございますっ^o^本当に言われたらリアルに倒れそう…www (2014年2月20日 20時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
みお。(プロフ) - たっ…大佐っ!!かっこよすぎる!///一緒に入ってくれないのかとか(爆)言われたら死ぬ(>< )鼻血出してしまう← 最高です!! (2014年2月19日 20時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございます^_^私も現実で大佐に抱きしめられたい…←もう本当にかっこよすぎてヤバイですwww (2014年2月16日 7時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクキャンディー | 作成日時:2014年1月17日 3時

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