第三十八話 思い ページ42
シャワーの雨粒が自分の肌を滑り落ちて行く
さっきから心臓の音が鳴り止まない
A「心の内を話す…か。」
初めて言われた言葉だった
今までの人間はみんな、目をそらして行くばかりで、誰一人助けてくれなかったのに。
思い出すだけでも頬に熱が集まるのがわかる
A「泣かないって、大佐の前では泣かないと決めたのに。」
弱いところばかりを見せてはいけない。
私が守らないといけない人。
でも、それでも、私は………
A「随分と、弱気になっちゃったなぁ。」
怖い。この関係が、空気が、貴方がいなくなることが。
いつかは無くなってしまうとわかっているのに
それでも、大佐がいるのが当たり前になっていた。
そして、そんな大佐に心の何処かではずっと頼っている自分も。
A「大佐は、どう思っているのかな。」
私のことを、私の存在を。
いずれ気持ち悪いと、化け物、と思われる日が来るのだろうか
あの時のように………………
シャワーを止め、ゆらゆらと揺れている水面に足を入れる
ゆっくりと肩まで浸かって、小さくため息をついた
A「今日の寝場所、どうしよう」
当然、私の家には一つしかベッドがない。
他に寝れそうなところはせいぜいソファーか畳の上ぐらい。
A「今日は、私がソファーで寝よう」
大佐を地面でなんて寝かせられない。
それに、上司だし。
ブクブクと小さな泡を作りながら知らない間に自分がにやけていることに気がつく
A「自惚れてしまいそうですよ。そんなに優しいと。」
本当に、このまま流されてしまいそうなぐらいに
そんなどこか心地のいい気分に浸りながら、静かに目を閉じた
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ミルクキャンディー - 遥@むらさきらびっとさん» ありがとうございますっ！頑張るのでよかったら続編の方もよろしくお願いします^ - ^ (2014年3月9日 17時) (
レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
遥@むらさきらびっと(プロフ) - 続編ですか頑張ってください!!
(2014年3月9日 14時) (携帯から) (レス) id: a63dbd0aac (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございますっ^o^本当に言われたらリアルに倒れそう…www (2014年2月20日 20時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
みお。(プロフ) - たっ…大佐っ!!かっこよすぎる!///一緒に入ってくれないのかとか(爆)言われたら死ぬ(>< )鼻血出してしまう← 最高です!! (2014年2月19日 20時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございます^_^私も現実で大佐に抱きしめられたい…←もう本当にかっこよすぎてヤバイですwww (2014年2月16日 7時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクキャンディー | 作成日時：2014年1月17日 3時
