第二十七話 秘密 ページ29
いつも通りに扉を開き、中に入る
あったかい…
やっぱり仕事場だけあって設備は行き届いてるんだな〜、改めてすごいと思った。
外との温度差に身をほぐしながら受付にいるロス少尉に話しかける。
ロス「どうかしましたか？……ってA少佐⁈まだ、入院中のはずなのでは…？」
かなり驚いた顔で尋ねられる。
そんなに驚くことでもない気がするんだけど…？
A「心配してくれた？もう怪我のほうは大丈夫！それに仕事をやらない上官さんが気になってね^ ^」
ロス「そうですか。でも、あまり無茶をなさってはダメですよ？ここだけの話ですが、大佐、随分とご心配されてましたから^ ^」
A「大佐が？」
私のことを？
なんか嬉しいかも…
ロス「はい！昨日なんて、入り口の前でずっと…」
変なところでセリフが途切れる。
それと同時に私の後ろに人の気配を感じる
「ロス少尉。君は上官の秘密を漏らすことは本来ならば軍法会議に出されてもおかしくないんだぞ？」
A「大佐⁈」
ロス「すっすすすいません‼︎‼︎」
勢い良く頭を下げる、ついでに聞こえた頭をぶつけるような音
ロス「痛っ！」
漫画のような謝り方にすこし笑ってしまった
A「…ところで大佐、何故ここに？」
ロイ「いや、さっき病院から電話がかかってきてね、もう退院して大丈夫そうだったが無理はさせるな、とね。もう来ている頃だと思ったから見に来て見たんだが…」
少し涙目になっているロス少尉の方をチラリと見て苦笑する。
ロイ「頼むから、これ以上はバラさないでくれよ。」
そう言って私の手を引く
やっぱり手が出るんですよね…大佐は。
ロス「はい。」
ビシッと敬礼するロス少尉を見ながら半ば大佐に寄りかかるように歩く
気を使ってくれているのか、普段よりもゆっくりとしたスピードだった。
A「やっぱり、優しいです。大佐は。」
ロイ「何がだ？」
そう尋ねてくる大佐に小さく笑いかけて
返事を返すより早く、もう目の前まで来ていた扉を開いた
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ミルクキャンディー - 遥@むらさきらびっとさん» ありがとうございますっ！頑張るのでよかったら続編の方もよろしくお願いします^ - ^ (2014年3月9日 17時) (
レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
遥@むらさきらびっと(プロフ) - 続編ですか頑張ってください!!
(2014年3月9日 14時) (携帯から) (レス) id: a63dbd0aac (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございますっ^o^本当に言われたらリアルに倒れそう…www (2014年2月20日 20時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
みお。(プロフ) - たっ…大佐っ!!かっこよすぎる!///一緒に入ってくれないのかとか(爆)言われたら死ぬ(>< )鼻血出してしまう← 最高です!! (2014年2月19日 20時) (レス) id: d7fa64555d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクキャンディー - みお。さん» ありがとうございます^_^私も現実で大佐に抱きしめられたい…←もう本当にかっこよすぎてヤバイですwww (2014年2月16日 7時) (レス) id: 4a6806c3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクキャンディー | 作成日時：2014年1月17日 3時
