工藤さんは非日常好きな女子！3

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リボル｢今からここの王と戦ってもらう。ソイツに勝てば、お宝が手に入るはずだ。｣

ﾊﾞｯｸﾞﾓﾝ｢なぜそれが分かるのですか？｣

リボル｢さっきのバグラ軍が壊した崖を見てみろ。あれがここの王、“ファラオモン”の部屋へ入る隠しスイッチだ。

それは既に作動している。｣



しばらく赤い光が点滅した後青色に変わる。
その瞬間、じわじわと私達がいる空間が違う場所に変化していった。
さっきまで一本橋のど真ん中にいて周りは滝しか無かったのに、今は1つの部屋の中にいる。
そして目の前に大きなツタンカーメンの棺が立っている。



ファラオ｢我が名はファラオモン。汝はこの世に“闇”を齎す者か、それとも“光”を齎す者か。｣

シャウ｢闇と光ぃ！？そんなもん知るかよ！｣

ﾊﾞｯｸﾞﾓﾝ｢未来の王様がそういう発言して大丈夫なんですか…？｣

シャウ｢むっ……｣



私達が闇？それは違う、闇はバグラ軍の方だ。
私達はデジタルワールドを救う為に戦っているんだから…！



『私達は、光！光を齎しにきました！』

ファラオ｢証明せよ。｣



棺の中から本体と思われる大きいデジモン、
ファラオモンが出てきた。



ドルル｢お前達！キュートモンと一緒に下がってろ！｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢了解っ！！！｣

『えっ、戦うの！？』

シャウ｢それ以外どうしろってんだよ！？｣

『わ、わかったよ！』



とりあえずシャウトモンX4にデジクロスした。



ファラオ｢証明せよ…！｣

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