工藤さんは非日常好きな女子！3

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クロスローダーを上に掲げてそう言うと、
足元から大きな何かが浮き上がり、
私達を乗せて勢いよく上昇し始めた。

そしてサンドゾーンのあらゆる所にある
カラフルなピラミッドが下の方で１箇所に集まり、
最終的に1つの大きなピラミッドになった。

バアルモンは私達がいる所よりもう1段上の方に
横たわっていた。



アカリ｢大きなピラミッドになっちゃった！？｣

ファラオ｢ここは復活のピラミッド。伝説の戦士達はここで女神の加護を受け、戦いの傷を癒してきた…。だが、バグラ軍の侵攻で戦士達は命を落とし、女神も姿を消してしまった。｣

『バアルモンが言ってた話だ…』

ファラオ｢今までその機能を停止しておったが、コードクラウンの力で復活したのだぞよ。ここでなら戦士の生き残りである、バアルモンを救う事が出来るかもしれないぞよ。｣

『ほ、本当！？どうすればいいの！？！』

ファラオ｢クロスローダーで女神の力をダウンロードして、バアルモンに宿すのだ。女神の戦士となった“お主”にしか出来ない事だぞよ！｣

『わかりました…！クロスローダー、ダウンロードっ！！！』



ファラオモンは伝えることを伝え終えたのか、
静かに消えていった。




【システム起動、、、デジモンの蘇生を開始します。】





ﾊﾞﾘｽﾀ｢デジクロス解ケタ…｣

アカリ｢あれ、みんなクロスローダーから出ちゃったの？｣

ナイト｢どうやらダウンロード中はクロスローダーを使えないようですな…｣



ﾄﾞｺﾞｺﾞｫﾝ……！！！



ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢うわあああああ！？！？こっ今度はなんだよ……？！｣

アカリ｢な、何あれ…！？何も無い所から出てきたんですけど！？｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢まだダウンロード終わらないのか工藤A…？！！｣

『始めたばっかりだし、まだ時間かかりそう…！』

ﾊﾞｯｸﾞﾓﾝ｢“女神”の力ですからね………あっバリアが…！！｣




新たに来た敵によりバリアがこじ開けられてしまった。
そこからスコピオモンの大群がどんどん攻めてくる。

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