工藤さんは非日常好きな女子！２

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『みんな、聞いて！私達は皆を助けに来たの！力を合わせてここから脱出しよう！！』

ﾌﾟﾚｲﾘﾓﾝ｢でも、どうやって…？｣

シャウ｢聞いて驚け！ジェネラルにはすっげぇ考えがあるんだ！！｣

『作戦考えたの私じゃなくて、バッグモンだけどね！！』



今度はシャウトモン達がズッコケた。
別に考えてなかったわけじゃないからね！？

だけどベアモン達はやめた方がいい、と完全に諦めている様子だ。



『でもこのまま見捨てるなんて出来ない！ほっとけないよ！！』

アカリ｢ねぇ、クロスローダーがあるんだからシャウトモンX4で牢獄を破壊しちゃえばいいんじゃ…｣

『それは洞窟が崩壊する可能性大だよ！この下はマグマだし…。だから方法はただ1つ！！』

ﾊﾞｯｸﾞﾓﾝ｢掘るんです！｣

アカリ｢掘る！？｣



シャウトモンやバリスタモン、
ゼンちゃんはやる気満々で賛成してくれた。
バッグモンが軍手やスコップを用意して、
脱出作戦が始まった。



ｺﾞﾂﾓﾝ｢俺達も穴を掘ろうとしたけど、夜明けまでには無理だったさ。｣

ﾍﾞｱﾓﾝ｢朝になれば連中がやってくる…酷い目にあうぞ…っ｣

ﾌﾟﾚｲﾘﾓﾝ｢そして、俺の仲間のように……｣



まさかここまでとは。
一体どんな酷いことしてるんだよバグラ軍は…！？
何か、何か元気づけられる方法は…。

そして閃いた私は、バッグモンを呼んでベアモン達の元へ行き、ある物を渡した。



ﾌﾟﾚｲﾘﾓﾝ｢これは…？｣

『それは私が住んでる世界にある、甘くて美味しいお菓子だよ！』

ベアモン｢食べていいのか…？？｣

『うん！たくさん持ってるから気にせず食べていいからね。』



渡したお菓子を恐る恐る食べると、
美味しいと喜んでくれた。

私が彼らに渡した物は私の大好物、
“チョコレート”のお菓子だ。

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