工藤さんは非日常好きな女子！２

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リリス｢何奴も此奴も使えないわ…このままじゃアタシ………！！｣



でもまあいいわ。
コードクラウンを手に入れるために、
アタシも少し本気を出せばいいだけ。

覚悟しなさい…！

〜〜〜〜〜〜〜


夜。今のところバグラ軍が来る様子がなく、
休息しつつ見張りをしたり、
コンディションの調整をしていた。



アカリ｢何さ、急に戦う気になっちゃってさ。｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢なんだ？機嫌悪いのか？｣

ﾊﾞﾘｽﾀ｢オ姫様、Aヲ独リ占メ。｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢な〜んだそんなことか！｣

アカリ｢そんなことじゃない！｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢じゃあなんだよ？今は俺が変わりに頑張るしかないだろ？？俺だって、戦いは好きじゃないけど…｣

アカリ｢わかってるわよ！！わかってるけど、あたし……！｣

ｾﾞﾝｼﾞﾛｳ｢あ、おい！｣



アカリの精神は、周りが気づかないだけで限界を迎えようとしていた。



アカリ｢みんな、どうしてるかな…心配、してるよね…………あたし…もう…｣



“アカリ…こっちよ…”



アカリ｢お母さん！？｣



もしかして、元の世界に帰れるかも…？！
お母さんの声が聞こえる方へ無我夢中で向かった。

着いた場所は、ホコリ被った物置部屋。
奥の方に全身が映る鏡があった。



“アカリ”



アカリ｢お母さん…！あたシ…｣

シャウ｢アカリ、そこにいるのか？何やってんだこんなとこで…｣

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