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その後どれくらいの時間が経ったんやろう。
俺の実感は、今までで1番長い時間やった。
本当は、もっとカッコイイセリフを考えてたんに
好き
しか言えんくて、やばいかもなって思ってた。
「…たぁくん、私も
好きやで」
亮ちゃんが言ってくれた瞬間、一発目の花火が上がった。
これ以上嬉しいこと俺の人生で経験したことなんかあるはずもなくて、
嬉しさのあまり亮ちゃんを抱きしめた。
そしたら、、、
「たぁくんもマルちゃんも、うちらをどんだけ待たせんねん///
でも、今幸せ///」
そんなん言われたら、もっと幸せにしたるわって言うつもりやったけど、
「うん」
しか言えへんかった。
その日の日記を今でも覚えてる。
死ぬほど恥ずい内容。
〔8月8日
亮ちゃんに好きやって告った。
思いを伝えられて良かった。
マルも成功したんやって。
これからはもっと幸せにしたるから。〕
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作者名：ryka | 作成日時：2019年8月14日 0時
