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自宅に着くと、誰もいないリビングのソファに寝転がった
靴を履くまではすごく楽しくて幸せな時間だったのに
あの数分で現実に引き戻されてしまった
芸能人ですって言うのは簡単だけど、
聞かされた相手が受け入れてくれるかどうかが問題だ
受け入れて、このままの関係を続けてくれるのか
それとも…離れていってしまうのか
Aちゃんは……後者を選択すると思う
彼女は優しいから
俺の事を思って離れていってしまいそうで
言いたくない…
ずっと、どう説明したら彼女が離れずにいてくれるのかを考えていると
眠れない夜を過ごした
あの日から1ヶ月…
その間、彼女のお店に行っていないし
連絡もしていない
どれだけ考えてもいい言葉が見つからなくて
ただ、離れてほしくない…そばにいてほしい…
その想いだけが大きくなっていく
次に会いに行く時は説明しないといけないっていうのはわかってるけど
会いたくて…顔だけでも見たくて…
足が自然とお店に向かっていた
角を曲がればもうお店に着くって時に
お店の扉が開く音が聞こえた
「お疲れ様でしたー」
中にお客さんがいるからか、小さな声で挨拶して出てくるAちゃんの姿
俺がいる方とは逆方向に歩き出す
バレなくてよかったけど
彼女の横顔と後ろ姿を見れただけなのに
実感してしまう
俺は、すごく…すごく…
Aちゃんの事が好きだ
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rody(プロフ) - NANAさん» コメントありがとうございます！素敵な作品と言ってもらえてとても嬉しいです。更新頑張りますね！ (2020年3月29日 18時) (
レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - すごく素敵な作品で、更新がいつもすごく待ち遠しいです！第2章も楽しみです！ (2020年3月29日 16時) (レス) id: 6f30529bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rody | 作成日時：2020年3月27日 22時
