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クリスマスライブも無事終わり、
 


 
東京行きの新幹線に乗ってる
 


 
お土産も買えたし、お昼から久しぶりに彼女とも会えるし
 


 
楽しみで仕方ない
 


 
東京に着いて、一旦事務所に寄ってから自宅に帰って荷物を片付ける
 


 
ティアラを撫で回してからお土産を持って家を出た
 


 
彼女と一緒に食べたくて多めに買った豚まん
 


 
公園で食べたいなぁって思ったけど、気づいてしまった
 


 
これ、チルドじゃん…温めないとダメじゃん…ヤバ…
 


 
どうしようか考えながら公園まで歩いたけどコンビニで温めてもらうしか解決策は思い付かなかった
 


 
公園に着いて入り口から中を見るとベンチに座ってる彼女の姿
 

 

優しい顔で遊んでる子供達を見てる
 


 
あぁ〜…抱きしめたい…後ろからギュッと…
 


 
なんて思ってたら彼女と目が合った
 


 
早歩きで彼女の元まで行くと、立ち上がって俺の近くで止まった


 
ベンチに座ってちょっと話してからお土産を渡した
 


 
嬉しそうに袋を覗く彼女
 


 
豚まんが多い事に気付いて不思議そうにこっちを見た
 


 
一緒に食べようと俺の分も入ってるって言ったら納得したけど
 


 
問題に気付いた
 


 
コンビニで温めてもらおうかと提案したけど
 


 
ラップもお皿もないから無理だと言われ
 


 
沈黙が流れる
 


 
すると彼女から思いもよらない言葉が…
 


 
よかったら家に来ませんか?って…
 


 
家って…Aちゃんの家…?えっ、いいの?
 


 
行きたい…けど本当にいいの?
 


 
悩んだけど、彼女の家に行ってみたいという気持ちの方が強くて行くと言ってしまった


 



 


 


彼女の部屋の玄関扉の前、ドキドキと心臓の音がうるさい
 


 
扉を開けた彼女はスタスタと中に入ってしまった
 


 
俺は玄関で靴を脱いでゆっくりとリビングへと続く廊下を歩いた
 


 
ソファに案内され、座る
 


 
よくないんだろうけど、キョロキョロと部屋を見回してみた
 


 
ダークブラウンの家具がメインで落ち着いた雰囲気
 

 

そしてソファの前にはでっかいテレビ
 


 
その横のラックには映画や海外ドラマのDVDがずらりと並んでる
 


 
彼女に普通のテレビ番組も見るのか聞いたら
 


 
生活リズムに合わないからニュースくらいしか見てないって
 


 
だったら俺達の事なんか知ってるわけないよな…
 

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rody(プロフ) - NANAさん» コメントありがとうございます!素敵な作品と言ってもらえてとても嬉しいです。更新頑張りますね! (2020年3月29日 18時) (レス) id: 43ca48f597 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - すごく素敵な作品で、更新がいつもすごく待ち遠しいです!第2章も楽しみです! (2020年3月29日 16時) (レス) id: 6f30529bcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rody | 作成日時:2020年3月27日 22時

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