23 NPOのオフィス (N side) ページ23
「俺はNPOの支援で、学校に通えるようになって、ここから抜け出す
事が出来た。その人には感謝してるんだ。良かったら紹介するよ。」
と言って、少し離れた所にあるNPOのオフィスに連れて行ってくれた。
オフィスの入り口をくぐると、
「相葉さん。」
と翔さんが言って、声をかけるのを見守る。
明るくて、透明な笑顔が印象的な人だった。
「翔くん、久しぶり。今日はどうしたの？この子は？」
と聞かれて、
「今、家庭教師をしている子なんだ。ニノって言うんだよ。」
と紹介されると
「かわいい子だね。よろしく。」
と握手された。
翔さんは、普段は見せないような、くつろいだ顔をしている。
相葉さんに、
「この子のおかげで、大学に行けることになったんだよ。」
と話すと、相葉さんは翔さんに抱きついて、本当に嬉しそうに言った。
「翔くん、ほんとに？おめでとう！すごいなあ。」
翔さんは
「相葉さん、暑苦しいよ。」
と文句を言いながらも、嬉しそうだ。
相葉さんは、
「何、何？どうしてそうなったの？」
と、しばらく翔さんを質問攻めにしていた。
俺は、邪魔をしないように、その間、事務所の中を見回して、
NGOのパンフレットなどを眺めていた。
すると相葉さんに、日本語で話しかけられた。
「ニノ、翔くんを手助けしてくれて、ありがとね。」
と言って笑顔を向けてくれる。
「いえ、俺の方こそ、翔さんがいてくれて助かってるんです。
相葉さんは、昔から翔さんを知っているんですか？」
と、俺も日本語で聞くと、
「俺、中学生の時に、親に連れられて初めてここに来たの。
その時以来だよ。翔くんは、まだ10歳くらいだった。」
と教えてくれた。そして
「このパンフ、良かったら持って行ってね。ボランティアも援助も
募集しているから。」
と言って、パンフレットと名刺を手渡してくれた。
翔さんは、懐かしそうに事務所内の他の人たちと話している。
この人は、昔の翔さんのことも知っているのだろう。
いつか聞ける機会もあるかと思って、それを鞄に大事に入れた。
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鏡音翔也(プロフ) - ロディさん» おはよ♪うん、近いんだ〜(´Д｀;)ロディさんも仕事とか、頑張ってね!あと、体調も気をつけて! (2013年2月2日 8時) (
レス) id: c591671296 (このIDを非表示/違反報告)
ロディ(プロフ) - 鏡音翔也さん» そっか、テスト近いんだ？勉強頑張ってね(^^)/ (2013年2月1日 22時) (レス) id: 462827a2f8 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音翔也(プロフ) - ロディさん» そうだよね、心配。俺も受験が心配(笑)毎日３時間だったんだけど、テスト近いから５時間ぐらいだよ(´Д｀;)これから、勉強してくるねb (2013年1月31日 21時) (レス) id: c591671296 (このIDを非表示/違反報告)
ロディ(プロフ) - 鏡音翔也さん» 本当だ！家庭教師なんだね〜。すごいけどちょっと心配。。 (2013年1月31日 21時) (レス) id: 462827a2f8 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音翔也(プロフ) - ロディさん» あ〜、おやつね☆観てて、おいしそうって思っちゃう(笑)ちょっと羨ましいな♪あ、そうそう。翔ちゃん4月からのドラマ、決まったんだってね。忙しいのに…大変だなぁ(・・;) (2013年1月30日 21時) (レス) id: c591671296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロディ | 作成日時：2012年12月5日 2時
