43話 ページ10
すっかり忘れていた。
秀吉さんの仕事関係者の人が間違えて私と秀吉さんの部屋をダブルベッドの1部屋しかとってないことを・・・!!!
「心臓止まるかと思った・・・」
「・・・Aちゃん、起きた?」
「え?あぁ・・・すいません、ご迷惑かけたみたいで。」
「大丈夫だよ、具合はどう?」
「・・・すこぶる元気です。」
ダメだー、今秀吉さんの顔見たらマグマみたいに赤くなる←←←
「よかった。友達も君のこと心配してたから後でちゃんと連絡してあげないとね。」
「そうなんですか・・・・・・って!!!そうだ!!桜さんが、」
「はいストップ!」
「?」
私が喋ろうとしたら秀吉さんに何故か止められた。
・・・推しが私の口に指当ててる←←←←
「桜正造さんのことなら、Aちゃんは事情聴取とか何もされないから安心して。」
「・・・何で桜さんのことを・・・」
「Aちゃん連れて帰ろうとした時、綾小路?って名前の警察の人から聞いた。Aちゃんが具合悪いの教えたら、『じゃあ他の人に聞いておくから、事情聴取は大丈夫です。』って。」
あー、あのシマリス連れた人ね。
ふーんそっかー・・・・・・・・・・・・・・・
「連れて帰った・・・??秀吉さんが?」
「・・・そうだけど。」
「お姫様抱っこで・・・?」
「言い方はあれだけど・・・・・・そうだよ。」
「・・・・・・」
「・・・Aちゃん?」
──────夢じゃなかったってこと?
『安心して寝ていいよ。』
『・・・ありがと、秀吉さん・・・・・・』
───“あれ”が現実だった?
「・・・Aちゃん?」
「・・・・・・来世私ハエになる」←←←←←
「何で?!!!」
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作者名:ロデル | 作成日時:2022年1月24日 20時