検索窓
今日:14 hit、昨日:13 hit、合計:136,886 hit

40話 ページ7

「Aちゃん、体平気?」

「ちょっと・・・気分が悪くて・・・」

「そっか、歩ける?」

「少しは・・・」

「じゃあ、ホテルに戻ろうか。これ以上は無理させられないから。」





夢だろうか、目の前に秀吉さんがいる。
・・・会話は出来たから本物か、いや夢だろう。


私、お茶屋の場所しか教えてないのに、こんなドンピシャなタイミングで来るわけがない。




「・・・挨拶もせずにすいません。僕は彼女の連れの者です。お取り込み中のところ悪いんですが、Aちゃんを帰らせても大丈夫でしょうか?」

「・・・でも、毛利さん達が外には出ないようにって。」

「構わへんで。」




この声は・・・服部君?





「俺が後から来る警察に事情説明してやるさかい、安心して出ていってええで。タクシーも待たせとるやろ?」

「・・・ありがとう、服部平次君。」

「お、俺の名前知っとるんや。」

「西の高校生探偵だからね、耳に入れたことがあるんだ。本当にありがとう。・・・行こうか、Aちゃん。」

「うん・・・」

「・・・・・・Aちゃん、ちょっとごめんね。」







あ、体浮いた・・・


秀吉さんの顔がすごく近くに見える。



お姫様抱っこされてるみたい。


これ現実なら多分召されてるわ私←←←←





「安心して寝ていいよ。」

「・・・ありがと、秀吉さん・・・・・・」















────────そこで夢は途絶えてしまった。

41話~other side~→←39話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
440人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ロデル | 作成日時:2022年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。