少年探偵団と《番外編》 ページ27
｢ねぇねぇ!Aお姉さんって前はどこにいたの?｣
｢うな重は好きか?!｣
｢僕達と今度遊びに行きませんか!｣
｢高校生がそんなに暇なわけないでしょ。｣
帰りはのんびり秀吉さんと外の景色見ながら帰ろうと思ってたのに、後ろの席に座ってた歩美ちゃんをはじめとした少年探偵団に声をかけられ、座席を向かい合わせにして話すことになった。
秀吉さんも『いいじゃない』って今も私の隣で楽しそうに子供達と話している。
秀吉さんと少年探偵団が出会うのは本当だったらもっと先の話なのに、歴史が狂ってしまう。
･･･というか、哀ちゃんは本当に自分の正体隠す気あるのか?
発言がもう年相応じゃないのよ。
｢･･･シュウキチお兄さんとは付き合ってるの?｣
｢っ･･････付き合ってないよ、歩美ちゃん。｣
｢えぇ〜。でも、園子お姉さんが家に通ってご飯作ってあげてるって･･･｣
園子ちゃん何でそれを言うんかなぁ?!
隣に座ってる哀ちゃんもニヤニヤしてるし、シュウキチさんに至っては何で顔赤くしてるんだよ!!
ちょっとはフォローとかしてよ!!
｢歩美ちゃん、人には色んな事情があるんですよ!｣
｢そっかぁ〜･･･高校生でも大変なんだね。｣
｢そ、そんなことないよ･･･｣
光彦君もだいぶ発言が大人っぽいなぁ。
少年探偵団って皆可愛いのに、年サバ読みしてる子や大人っぽい子とか色々詐欺でしょもう←←
｢それより、博士があなた達のために新しいゲームを作ったって言っていたわよ。｣
｢｢｢え!!｣｣｣
｢それ本当かよ灰原!どんなのか聞いたか!?｣
｢いえ、まだ何も聞いてないわ。｣
｢すぐに聞きに行こうぜ!｣
私への興味は完全になくなったのか、席を戻に戻して、彼らは博士と話し始めてしまった。
｢子供達が迷惑をかけてごめんなさいね。｣
｢あ、いえ･･･｣
やっぱり哀ちゃんは哀ちゃんだな←←←
▼▼▼
ようやく迷宮の十字路編が終わりました･･･
これから、ようやく出したいキャラやお話を進めていくので宜しくお願いします!!
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作者名：ロデル | 作成日時：2022年1月24日 20時
