ただ推し達を見たかっただけなのに２

57話 ページ25

｢良かった、無事で!!もう･･･連絡つかないから気が気でならなかったんだよ!!｣



突然現れた秀吉さんは物凄い勢いで抱きしめてきた。
推しからハグされるなんて素敵←←



｢秀吉さん･･･苦しい。｣

｢あぁごめんごめん。｣

｢お仕事はどうしたんですか?｣

｢早めに切り上げてきたんだ。Aちゃんが心配で仕方なかったから。｣




その言い方イケメンすぎるから100億点←←



着物じゃなくて私服なところを見るとわざわざ着替えてここまで来てくれたのか･･･





｢Aお姉さん!その人って昨日迎えに来てくれた･･･｣

｢コナン君･･･｣

｢昨日は挨拶もできずにすいません。“シュウキチ”と申します。｣

｢?!｣




何普通に挨拶してんのこの人!?
正体バレたら本来の物語に影響出るんだよ!?






｢Aちゃんを助けてくれてありがとう。｣

｢ううん!･･･それより、Aお姉さん首と手首怪我してるから病院で診てもらった方がいいと思うよ!｣

｢･･････そうなんだ。｣








なんか雲行きが怪しくなってきたぞ。←←←
秀吉さんの心配より自分の心配した方がいいのでは??←←







｢Aちゃん、僕も今気づいたけどこの怪我どうしたの?｣

｢首は犯人につけられて････手首は縛られた縄を切ろうとして･･･｣

｢Aちゃん首の怪我ってもしかして西条に刀でつけられたん?!｣

｢へぇ･･･刀で。｣






和葉ちゃん、服部君と話してたでしょお!!

何で援護射撃してくるのさ!!!←←←



















｢Aちゃん。｣

｢･･･はい｣

｢病院に行こうか?｣

｢･･････はい｣









──────秀吉さん激こわだった。

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