青春の対価2本。【呪術廻戦】 (ページ5)

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呪術師である以上、恋なんてするだけ無駄だと思ってた。だって、いつ死ぬかなんてわからないから。

もし、恋をしてしまったら。

その人を呪ってしまうことになるかもしれない。

だから恋はしない、そう思ってたのに

気付いたら五条悟という人間に惚れ込んでしまっていたらしい。

その気持ちに気がついたのは少し前のこと。

言うつもり無かったのに、硝子にバレた一ヶ月前。

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「ね、A。アンタさぁ、五条のこと好きでしょ？」

『ぶっ！！！ちょ、硝子！？いくらなんでも急すぎない？』

驚きすぎて飲んでたお茶吹いちゃったじゃんか。返して…カムバック……
　

なんてふざけていると、硝子がふわりと優しく笑った。

「なんか、Aが五条見てるとき、すっごい優しい顔してたから。多分好きなのかな〜って」

『べつに…………すき、じゃないよ』

そう、好きじゃない。この気持ちは誰にも話さないって決めたから。

ち、と硝子の軽い舌打ちが聞こえる。

え、舌打ち？なんで？

「あ、そ。まあそれならいいけどね〜」

あ、いつもの硝子だ。おちゃらけた感じの雰囲気。

ふぅ、と肩をなでおろすとでもね、と硝子が話を続ける。

「気持ちは早めに言うほうがいいよ。未練残して死んだりするより。てか、アイツならきっと受け止めてくれるでしょ」

『だから、別に私は、！！！』

硝子がしーっ、と人差し指を口に当てる。

きっと、否定しなくていいってことなんだと思う。

どうやら硝子には隠し事できないらしい。

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自分で読み返して、気に入らない表現だったりを書き直しているので通知行ってしまうかもです！ごめん！