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ア「え…ええ！！！！！」
ぼーっとアオイを見ていたら、起き上がったわたしの顔を見るなり絶叫される。
その叫び声を聞いてか、きよ、すみ、なほがバタバタ現れた。
ア「A！起きたなら声かけてよ！！
びっくりしたじゃない！！」
『あ、ごめんね？』
ア「ごめんねじゃないわよ！
…もう！ほんとに心配したんだから！！」
『ありがとう、アオイ。』
ア「…よ、良かった〜！！！」
きよ「Aさん〜！」
なほ「わ〜良かった〜！」
すみ「本当に安心した〜！」
みんなわたしに抱きついたまま泣いてる。
あったかい、うれしい。
生きて、良かったとおもった。
でも、ここにいて、誰より会いたかった彼女を思い出す。
『ねぇみんな。』
なほ「うぅっ…なんです…？」
『しのぶちゃんのこと、ごめんなさい。』
きよ「なんでAさんが謝るんですか？」
すみ「Aさんは何も悪くないです。」
『追いかけていったくせに、闘えたのに、守れなくて、本当にごめんなさい…！』
きよ「Aさんっ…」
ア「…A、それ以上言ったら、しのぶさんの面子が立たないじゃない。」
『…？』
ア「しのぶさんは命を懸けて、カナエさんの仇を討った。世界を変えた。
残った私たちがずっと悲しんでたらしのぶさんも悲しむでしょう！？
カナヲも同じことを言ってたから頬を引っ叩いたばかりなのに…！」
アオイは顔を真っ赤にしてそう言った。
こんなに怒った姿を見るのは初めてだ。
驚いていると、音もなくカナヲが飛び込んできた。
カ「Aちゃん…！」
『カナヲ…！！』
カ「Aちゃん…ごめんなさい、わたし師範を…！」
『ううん、カナヲ、しのぶちゃんたちの仇を討ってくれてありがとう。
本当に頑張ったね…助けに行けなくてごめんね…？』
カ「Aちゃん…！」
ア「もうカナヲもまたそんな顔して！！二人とも…もう一度自分を責めたら、私が怒るから！
私は二人が生きててこんなにも嬉しいのに…！」
『アオイ…！』
ア「こんなになって、一生懸命、頑張ってくれたんでしょ…？
もう、目を覚まさないんじゃないかって、ずっと怖かったんだから…！」
『ごめんね…でも…できることなら一緒に帰ってきたかったから…！』
いくら後悔しても仕方ない。
残った者は、前を向いて生きなくてはならない。
死にかけたあの日、カナエさんとしのぶちゃんが背中を押してくれたんだ。
ちゃんと、自分の幸せを探そう。
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金平糖 - うぅ...感動しました... 一気読みしたんですが、一気読みしたからこそ凄く感動しました。こういう系の話には弱いので、、、 (2021年10月2日 23時) (
レス) @page45 id: f3f7dadf62 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - 不死川の夢小説少なかったのでとても嬉しかったです！出来れば続編も読みたいです、お願いします。一つ…鬼舞辻が鬼ﾞ無ﾞ辻になってたので、そこは直して頂きたいですね。 (2020年12月11日 7時) (レス) id: cedaea8f17 (このIDを非表示/違反報告)
かぼ(プロフ) - ろこもさん» 完結おめでとうございます！素敵な作品でした！実弥と夢主が幸せになれて良かったです(はぁと)ろこもさんも大好きです！ありがとうございました！ (2020年8月7日 5時) (レス) id: abbc87cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
ろこも(プロフ) - 我妻ライさん» 我妻ライ様！返信遅れてしまいすみません！絶叫嬉しい限りです！元気が出て頑張れました！！読んでくださりありがとうございます！ (2020年8月7日 0時) (レス) id: ef1ad6d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
ろこも(プロフ) - かぼさん» かぼ様！返信遅れてしまいすみません…！一気読みありがとうございます！実弥さんを表す文章力が足りませんが、より好きになるお手伝いができれば嬉しい限りです…ありがとうございます…！ (2020年8月7日 0時) (レス) id: ef1ad6d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこも | 作成日時：2020年7月7日 22時
