【STXX】短編集

【僕だって】 root ページ4

※付き合っています。学パロ。

『(意外と重いな､､､やっぱり2回にわければよかったかな､､､)』

「あ、Aさん！あまりにも遅いから心配しましたよ？､､､ってどうしたんですか？その荷物」

『るぅとくん！ごめんね、待たせて。これ？先生に運んどいてって頼まれたんだ〜』

「それすごく重そうですね？代わりますよ」

『ううん、大丈夫だよ？』

「せめて半分くらい持ちますって」

『いいのいいの〜』

「でも､､､ってAさん！前！」

『えっ？､､､うわぁ！』

「っ､､､大丈夫ですか？」

『いったぁ､､､あっ、荷物！､､､痛っ！』

「ちょっ、足見せてください。」

『え、いやいや大丈夫だって､､､』

「でも今立てなかったですよね？」

『それは､､､』

「その荷物、何処に運ぶんですか？」

『そこの資料室だよ？すぐそこだしとりあえず運んじゃおう､､､』

「動かないで。僕が運ぶのでちょっと待っててください。」

『でも悪いよ､､､』

「いいんです。すぐ戻ってきますからね」

『あっ、』


ーーーーーーーーーーーーーー

『ありがとう、るぅとくん重たかったでしょ？』

「全然ですよこのくらい。ところで足の様子は？まだ痛みますよね？」

『ううん、大丈夫だよ？』

「見せてください」

『あっ、ちょっと､､､』

「腫れてますね､､､保健室行きましょう。僕の
背中に乗ってください」

『でも重たいよ？保健室遠いし､､､肩貸してくれたら歩けるから』

「遠いからなおさらですよ。僕だって男です。Aさん1人くらい余裕で持てますよ？」

『でも､､､』

「ほら、はやく」

『､､､ありがとう。重くない？』

「全然。むしろ軽すぎるくらいですよ。」

『､､､るぅとくんの背中あったかいね。眠たくなっちゃう』

「寝てもいいけどちゃんと掴まっててくださいね？」

『うーん､､､』

「､､､頼りない彼氏かもしれないけどもっと甘えてくださいね」

『ん､､､？るぅとくんなにか言ったぁ？』

「なんでもないです。ほら、もうすぐつくからちゃんと起きて？」

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