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チームから離脱してのリハビリ。
「ウッシー。俺に任せとけば安心だからな。怪我する前よりも、もっとサッカーをウマくしてやる」
なんて、明るく言ってくれるチームドクターに心が救われながら、地道にトレーニングをする。
チームの練習は、見に行かなかった。
見たら焦るだけだとわかっていたから、怪我をして一緒にリハビリをしているヤツ以外のチームメートには、なるべく会わない様にしていた。
リハビリが終わったのは、夕方を過ぎた頃。
IPhoneには俺の怪我を心配するメッセージが何通も入っているが、Aからの連絡は無い。
車に乗り、俺は迷わずアクセルを踏んだ。
何も迷わず、チカさんの古いアパートに向かった。
・
コンコン、と、古いドアを叩く。
耳を澄ませるが、中に人がいる気配は無い。
この鍵、本当に意味あるの？なんて思いながら、頼りない鍵を今にも壊れそうなドアノブに差し込む。
少しの緊張。
カギがカチャリと軽い音を立て、開いた。
深山さんの姿は、無かった。
ベッドが綺麗に整えられているという事は、深山さんもチカさんと一緒にこの部屋を出て行ったのだろう。
本棚から、漫画の本を一冊取り出した。
床に寝転んで、それを読む。
固い床。
こんなに固い所で寝たのかよ、と、ちょっと笑った。
夕日が沈んでも、俺はチカさんの家にいた。
月が顔を出しても、俺はチカさんの家にいた。
iPhoneを見るが、Aからの連絡は無い。
一ノ瀬は来たのかな
また楽しそうに二人で喋ってるのかな
俺の事を思い出したりするかな
そんな事を思うのが嫌で、俺は漫画に没頭した。
・
トントントンと足音が聞こえ、この部屋の前でその音がピタリと止まった。
足音がこんなに聞こえるなんて、どんだけ壁が薄いんだよ、と、俺はまた笑った。
壊れそうなドアノブが、カチャリと軽い音を立て開く。
チカ「もういる 笑。まさか、今日いるとは思わなかった」
ニカっと笑ったチカさんの手には、袋いっぱいの食材。
「それ、10巻が最高だよ」と俺が持っている漫画を見たチカさんが、「夕飯作るけど食べる？」と、当たり前の様に聞いてきた。
家に、Aが夕飯を用意してくれている
きっと、一ノ瀬ももう来ているだろう
思い浮かべたのは、一ノ瀬と楽しそうに話すAの笑顔
俺の事を思い出さずに笑っている、Aの顔
俺は「食う。大盛りで」と、答えた。
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翡翠 - こんばんは♪今日、実在する一ノ瀬薫クンに、ネタとして話しました(笑)梅干しありがとうとか、ヒロインちゃん&うっちーの家にしょっちゅうご飯食べにくるズーズーしさ等、話題になります(笑)ウケてましたよ♪ (2014年12月28日 0時) (
レス) id: 90ca347dba (このIDを非表示/違反報告)
にの(プロフ) - 午前中、働いて来た私。今から、読みま〜す。わくわく (2014年12月23日 12時) (レス) id: c2e0a37395 (このIDを非表示/違反報告)
rockin(プロフ) - にのさん» にのさ〜ん！アニマル親子に気合を入れられ、新章立ち上げましたー！どうか気づいて〜 (2014年12月23日 10時) (レス) id: 7413492da2 (このIDを非表示/違反報告)
にの(プロフ) - こんばんみ、にのです。アニマル京子、うけました〜笑。。私も、夕飯にビールです。必死にキリンののどごし生を飲み、樽サーバーを欲しい私。そうよ、ビールだ、鏡月だ、日本酒だ、焼酎だ笑。そして、ラブセレナーデだ〜。 (2014年12月22日 15時) (レス) id: c2e0a37395 (このIDを非表示/違反報告)
rockin(プロフ) - ショコラさん» ショコラさんのお知らせ読みました。唯一読ませて頂いてた小説なので寂しいですが、また再開を心待ちにしていますね。ショコラさん、これからも仲良くしてください〜！新作はいつ公開出来るかな〜。どちらも頑張ります！ウッチーが赤フンに戻るのはいつかな？ (2014年12月22日 15時) (レス) id: 7413492da2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rockin
| 作成日時：2014年10月25日 12時
