番外編9 麻也SIDE ページ47
ランニングをしている時に、翔平君とエリナちゃんの姿を見つけた。
その日の俺は、昨日久しぶりに勝利出来た事に少し浮かれていたのかもしれない。
練習を終え、二人の所に向かった。
麻「見に来たんだ」
エリナ「覚えていてくれたんですか？」
麻「エリナちゃん、インパクトあったから 笑」
エリナ「あの日の失態は忘れて下さい！」
麻「無理 笑」
エリナちゃんに差し出された俺のユニフォームにサインをしながら、
この二人とAが最近仲良くなったと、晴がスカイプで教えてくれた事を思い出していた。
麻「ウッチー達と一緒に飯食う時、俺も誘ってよ」
エリナ「内田さんとは緊張して、ご飯なんか食べれません！」
麻「Aと仲良くなったんでしょ？」
エリナ「Aさんは本当に素敵な人で、内田さんの恋人がAさんで良かった〜って、心から思ってますけど」
翔平君の眉が一瞬動いたような気が、した。
エリナ「内田さんとは緊張して、無理です！」
麻「俺は？」
エリナ「全然、緊張しません！」
麻「なにその差別 笑」
翔平君がエリナちゃんを見る目は、やはり優しい。
しばらく3人で話していると、「ちょっとお手洗いに行ってきます」と、エリナちゃんがその場を離れた。
エリナちゃんの後ろ姿を見ていた翔平君が静かに目を閉じ、ゆっくりと目を開けた。
翔「内田さんとAさんって、付き合って長いんですか？」
はぐらかす必要もない、と思った。
麻「まぁ、ね」
翔「Aさんが今まで付き合って来た男って、内田さんみたいな人ばかりですか？」
麻「なんで？」
翔「いや、純粋なAさんがどんな男と付き合ってきたのかなって、なんとなく」
麻「Aは、ウッチーだけだよ」
翔「付き合った人が？」
麻「うん」
翔「…じゃぁ全ての初めても、内田さん？」
麻「もうこの話題、終わり！なんだか俺の方が照れる 笑」
翔「あの二人、仲良いですよね」
麻「もの凄い困難を乗り越えた二人だからね。絶対に、揺らがない」
翔「なんで、そんな事言い切れるんですか？」
・
麻「あの二人は、間違いなく運命だから」
・
大切な人を強く想う心が、その人を大切に思えば思う程、歪んでしまう愛情に変わり
その歪んだ想いは、その大切な人に振り向かない相手に向かい
そのどんどん歪んでいく愛が、その振り向かない相手が心から愛する人に、牙を向く
そんな彼の心に、誰一人気づかなかった
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rockin(プロフ) - 大野担なﾏﾔﾆｽﾀ。さん» 大野担なﾏﾔﾆｽﾀ。さん。大野さんファン、多いな。さすがリーダー。私は『魔王』の成瀬さんにメロメロです 笑。翔平は本当は違う漢字だったのですが、嵐が好き過ぎて…。翔平のキャラに、今は翔君の漢字を使った事に後悔しています…。冷たい翔君の目も好き☆ (2014年10月25日 14時) (
レス) id: dc0e1ffc32 (このIDを非表示/違反報告)
rockin(プロフ) - めいさん» めいさん。料理が得意なのはいい事です。まずは、男の胃袋を掴め！と言いますからね。今日から新しい章に移ります。どうかお付き合い下さい！ (2014年10月25日 14時) (レス) id: dc0e1ffc32 (このIDを非表示/違反報告)
rockin(プロフ) - mochipandaさん» mochipandaさんの関西弁、可愛過ぎて悶えます。私が男なら、告白してるなきっと。今日から新しい章に移ります。どうかお付き合い下さい！ (2014年10月25日 14時) (レス) id: dc0e1ffc32 (このIDを非表示/違反報告)
さとちゃんぽ(プロフ) - rockinさん、こんばんみ(*≧∀≦*)ちょっと、ウッチー！翔平のあの無表情、すぐに忘れちゃダメ！！主人公ちゃんは、疑う気持ちゼロなんだからあ！もう、これらの展開にドキマキしちゃいますぅ(°Д°) (2014年10月24日 23時) (レス) id: f30672dd4c (このIDを非表示/違反報告)
大野担なﾏﾔﾆｽﾀ。 - ひゃあすみません！文法おかしいですね(;_;) 翔平くんがなぜか櫻井翔くんに脳内変換されます 笑 冷たい目の櫻井くんが思い浮かびます....笑 (2014年10月24日 22時) (レス) id: 0a63f5263a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rockin
| 作成日時：2014年9月2日 9時
