その後の生活 ページ41
ヨンジュンさんから”ロボットの恋”と言う言葉を聞いてから数日
俺自身にはほんの少し気持ちの変化はあるものの
やっぱりロボットを恋愛対象に見ることには難しく
普段、人間と変わりのないAを傍で見ていると
頭の中が混乱して、自分でも気付かないうちに少しずつイライラしていたのかもしれない
JJ「今夜は遅くなる」
「何時頃になりますか？」
JJ「分からないよ。時間通りにいかない仕事だから」
「そうですか。
お体に気をつけて、いってらっしゃい」
JJ「…うん。いってくる」
ﾊﾞﾀﾝｯ
俺に向ける微笑みが毎日変わらないのも
帰りの時間を尋ねられるのも
別に大したことではないのに、俺をいらつかせた
・
撮影がおして、どんどんと時間も過ぎていく
なんだか体が重くて怠いけれど
休むわけにもいかないことを分かっているから
少しでも早く終わるように、最善を尽くす
そして仕事が終わったのが、深夜3時
マネージャーの運転する車に乗り込むと
一気に体の力が抜けた
JJ「ごめん。着いたら起こして」
マネ「はい」
家路へと急ぐ車の中、揺れながら意識が朦朧としていく
多分、熱が上がっていっている
体の奥が煮えたぎるような熱さを感じ
自由を奪っていく
息づかいは荒くなって、昔傷めたところに痛みを感じる
マネ「着きました」
JJ「うん。じゃ、お疲れ」
重い体を引きずりながら、やっとの事でマンションの部屋のドアを開けると
そこには、充電をしているはずのAが立っていた
「お帰りなさい、ジェジュンさん」
JJ「遅くなるって…言ったのに」
「ジェジュンさんは体調が良くありません。
待っていました。」
俺を、待ってた？
ぼんやりとする意識のまま靴を脱ぎ捨てリビングに向かった
ソファに身を投げ出すと、そこへ縛られたように
もう体は動かなかった
JJ「A、水ちょうだい」
「はい」
良く理解できないけれど
こんな時、Aが起きててくれて良かった
「お水です、ジェジュンさん」
JJ「うん」
差し出した水を受け取ろうと、右手を挙げた
でも体は動かなくて
それでも起き上がろうとしている俺を
Aは背中に手を回して、ゆっくり起こした
JJ「ありがと、A」
「お水です、ジェジュンさん」
JJ「うん」
Aの腕の中で飲んだ水は
やけるような体を冷ますように
とても冷たくて、美味しかった
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裕(プロフ) - alexisさん» そんなに猿好きだったかぁ〜？？みたいな( ´艸｀) (2017年11月7日 0時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 今度は猿山でしたね…( ´艸｀) ひと月、同じ服は〜〜〜〜さすがに埃っぽくなっちゃいますね^_^; 無事に帰って来たジェジュン…ロボットの彼女も無事に過ごしてたかな… (2017年11月6日 19時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきさん» あっという間の1ｹ月( ´艸｀) (2017年11月6日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 裕さん更新ありがとうございます(*^^*) 1ヶ月…お留守番の私はどうなるんだろう… お出かけ前のハグとキスがとっても切ないけど、幸せで何とも言えない感情でいっぱいですT^T (2017年11月6日 14時) (レス) id: 3edccd7041 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - rindaさん» じゃあ、頑張って更新しますね♪(*´ω`*) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2016年7月9日 9時
