休日の出来事 ページ33
Aの充電のことなど忘れて、会話が上手くなってきたAとの生活を
家族が増えたような楽しさを感じながら過ごしていた
「玉ねぎ取って〜？」
「はい」
たまの休みにキッチンで、Aに料理を教えることも楽しくて
「ん！ウマい！こんな感じ」
「はい」
調味料の量や、食材の様子など
目で見た感覚で料理を覚えてゆくA
どれも教えたものは上手に一人で作れていた
「いただきまぁ〜す！」
「はい」
いつものように一人で食べていると、やっぱり一緒に食べたいという思いもあって
「Aも、食べられると良いのにな」
「はい。私も食事をしてみたいです」
「あはっ(笑)そっか」
「はい」
やっぱりAも同じ気持ちなのかな…なんて
そんな事を思った
「ごちそう様」
「片づけます」
「待って。一緒に片づける」
「はい」
一人分の食器を持ってキッチンに二人で向かう
シンクに並んで片づけをしていると、すぐに片付いて
水滴を綺麗に拭きとった食器を棚に仕舞っていく
調理器具も残さずに水滴をふき取り
元あった場所へと戻しながら、この後の予定を考えていた
この前Aに聞いたドラマが気になって
今日はそれを一緒に見る約束をした
テレビではもう最終話が放送されたけれど
俺が今日見るのは第一話から
毎週録画までして見ていたAのおかげで
Aの解説付きで、ゆっくりと時間を気にすることなくドラマを見ることが出来る
「A？ここ片付いたらさっ」
ガチャン！
余所見をしながら包丁を手にしようとした時だった
手から滑り落ちて、それはシンクの上で一回転をして床に向かって落ちていった
ほんの一瞬の出来事
「危ないっ」
サクッ…
いつも冷静なAの言い回しとは違い
危険を察知したかのようにそう言うと
Aは素早くその場にしゃがんだ
「あっ！Aっ！」
俺の足へと刃物の先が落ちていこうとするところを
Aは素手で止めた
刃物を手のひらで包むように
「Aっ！大丈夫かっ！」
慌ててその場にしゃがみ込むと
握っているAの手を解いて包丁を取った
「大丈夫です。ジェジュンさんは怪我はありませんか？」
「うん。俺は大丈夫」
「良かったです」
「っ…」
そう言って、穏やかに俺に微笑んだ
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裕(プロフ) - alexisさん» そんなに猿好きだったかぁ〜？？みたいな( ´艸｀) (2017年11月7日 0時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 今度は猿山でしたね…( ´艸｀) ひと月、同じ服は〜〜〜〜さすがに埃っぽくなっちゃいますね^_^; 無事に帰って来たジェジュン…ロボットの彼女も無事に過ごしてたかな… (2017年11月6日 19時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきさん» あっという間の1ｹ月( ´艸｀) (2017年11月6日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 裕さん更新ありがとうございます(*^^*) 1ヶ月…お留守番の私はどうなるんだろう… お出かけ前のハグとキスがとっても切ないけど、幸せで何とも言えない感情でいっぱいですT^T (2017年11月6日 14時) (レス) id: 3edccd7041 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - rindaさん» じゃあ、頑張って更新しますね♪(*´ω`*) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2016年7月9日 9時
