ロボットの値段 ページ4
幾つものヨンジュンさんの自信作の説明を受けながら
驚きや関心をして、この研究室のロボットに心を動かされていた
「実は、もう販売もしているんです」
「売ってるんですか？」
「はい(笑)」
何年もの手をかけて、一体ずつを作り上げて
まるで自分の子供の様に大事にロボットを見つめているヨンジュンさん
開発費と時間を考えると、一体の値段は相当なものだろう
「僕のロボットを必要としている方に。
ずっと、このロボットたちを愛してくれる方に、販売をしています。
愛する家族を亡くされた方や、恋人を失った方。
理由はいろいろですが、皆さんとても喜んでくれています」
「そうなんですか…」
そうか
色々な理由でここのロボットを必要としている人がいるんだな
高い買い物でも、人間を一人招くと考えれば
安いものなのかも…
「ちなみに、一体いくらするんですか？」
「あはは(笑)
…高級外車一台分。ってところでしょうか？(笑)」
「あぁ…。そうですか(笑)」
まぁ…そうだよな…。
「なんて(笑)
開発費はそのくらいかかってしまいますが、そんなには頂いてませんよ(笑)」
「えっ？」
「僕のロボットを大事にしていただければ、お金なんて必要じゃない。
頂くのは、材料費くらいなもので。
国産の乗用車一台分程です(笑)」
「…そうなんですか」
「はい(笑)」
”道楽”
まさにそうなんだと思った
彼にとって、ロボット作りはライフワークなんだと
規則正しく並んだロボットたちの説明を受けながら、沢山の彼の情熱を聞いて研究室を進んでいくと
奥に一体だけ少し離れて同じようなロボットが置かれていることに気付いた
「あの…。
あの奥のロボット。
女性ですよね？」
見れば、透けるような白い肌に
少し茶色がかった長い髪
手足は細く、その体もとても華奢で
本当に一人の女性がそこに横たわって眠っているかのような姿だった
「あぁ(笑)
あれは、持ち込みなんです」
「持ちこみ？」
「はい。日本からの持ち込みで。
とても細部にわたって良く出来ています。
こちらの研究室でもとても勉強になるロボットです」
「へぇ〜…」
透明なカプセルに入っているその顔を覗き込むと
本当に良く出来ていて
長いまつ毛一本一本まで、精巧に作られていた
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裕(プロフ) - alexisさん» そんなに猿好きだったかぁ〜？？みたいな( ´艸｀) (2017年11月7日 0時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 今度は猿山でしたね…( ´艸｀) ひと月、同じ服は〜〜〜〜さすがに埃っぽくなっちゃいますね^_^; 無事に帰って来たジェジュン…ロボットの彼女も無事に過ごしてたかな… (2017年11月6日 19時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきさん» あっという間の1ｹ月( ´艸｀) (2017年11月6日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 裕さん更新ありがとうございます(*^^*) 1ヶ月…お留守番の私はどうなるんだろう… お出かけ前のハグとキスがとっても切ないけど、幸せで何とも言えない感情でいっぱいですT^T (2017年11月6日 14時) (レス) id: 3edccd7041 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - rindaさん» じゃあ、頑張って更新しますね♪(*´ω`*) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2016年7月9日 9時
