メンテ完了 ページ28
「それでは。引き続き週一の報告とデータ収集にご協力お願いします、ジェジュンさん」
「はい。分かりました」
「ではまた」
Aのメンテナンスを終えるとヨンジュンさんはいつものような穏やかな笑顔で帰って行った
ヨンジュンさんを玄関で見送って寝室の戻ると
ベッドに横たわるAの傍らにそっと腰かけた
ほんのりピンク色の頬に長いまつ毛
本当に眠っているような彼女は、やっぱり停止しているから
呼吸する時の胸の動きも何もなく
『人間ではない』ということの少しの寂しさを感じた
「A…」
その柔らかな頬に触れながら思った
キミは君を作った彼とどんな暮らしをしていたの
彼はどんな風にキミに色々な事を教えていた
そしてキミは、どんなことを彼から学んだの
一緒に過ごしていく中で、情が湧いてきたのか
愛着が湧いたのか
彼女の事がもっと知りたいという感情が顔を出す
そっと彼女の頬から手を離すと
いつものようにその隣へと横になり
そっと目を閉じた
「おやすみ」
・
翌日、いつものように家を出るとまた忙しく仕事に没頭し
一日が２４時間だということが悔しいほどに、また日付をまたぐ
タバコを吸いに、レコーディングスタジオの喫煙場所までやって来ると
咥えたタバコの先に火をつけた
カチッ
「ふぅ〜…」
煙を吐きながらiPhoneを見ていると、幾つものメールの中にジョウンのメールがあった
『お掃除ロボットは元気？
今度女の子と飲み会があるんだけどジェジュンも来いよ』
ジョウンのくれたメールは飲み会の誘い
それに返事を返す
『うちのロボットはメンテナンスパック付だから問題なし〜♪
飲み会？誰がくんの？』
また幾つものメールを確認し始めると、ジョウンから着信がきた
「もしもし？」
『ジェジュン。もう仕事終わったの？』
「ううん。まだスタジオ」
『そっか。今平気？』
「うん。平気。なに？飲み会？」
『うん。モデルの子たちなんだけどさ、スンヒョンが話持ってきて』
「へぇ〜(笑)」
『ジェジュンも是非呼んでくれって』
「またうちで飲むつもりだろ？」
『多分な〜(笑)〇〇日の夜なんだけど、ジェジュンは予定どう？』
「ん〜、大丈夫だけど」
『おーっ！じゃぁスンヒョンに連絡しとく！ありがと！』
「うん(笑)じゃぁな」
スンヒョンは飲み友達で、ショップを経営している
そして、モデル好き…。
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裕(プロフ) - alexisさん» そんなに猿好きだったかぁ〜？？みたいな( ´艸｀) (2017年11月7日 0時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 今度は猿山でしたね…( ´艸｀) ひと月、同じ服は〜〜〜〜さすがに埃っぽくなっちゃいますね^_^; 無事に帰って来たジェジュン…ロボットの彼女も無事に過ごしてたかな… (2017年11月6日 19時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきさん» あっという間の1ｹ月( ´艸｀) (2017年11月6日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 裕さん更新ありがとうございます(*^^*) 1ヶ月…お留守番の私はどうなるんだろう… お出かけ前のハグとキスがとっても切ないけど、幸せで何とも言えない感情でいっぱいですT^T (2017年11月6日 14時) (レス) id: 3edccd7041 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - rindaさん» じゃあ、頑張って更新しますね♪(*´ω`*) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2016年7月9日 9時
