二人の生活 ページ25
毎日、その日にあったことをAに話すようになって
少しずつ自分の心のバランスが保たれているように感じた
特別、Aはアドバイスをしたり
思っていることを伝えたりはしないけれど
ただ相槌を打って聞いてくれる
それだけで俺の心は満足していた
食事をしながら話したり、酒を飲みながら話したり
音楽を聴きながら、テレビを見乍ら
そして、Aにも今日覚えた韓国語を報告してもらったり
その生活は、何ら人間の友達とのものと変わりがないほどだった
そして今夜も
「A？ベッドで話そう」
「はい」
Aの充電の場所も、俺のベッドに変えた
部屋の隅にずっと座ってられるのも気になるし
すぐ傍に誰かいると、気持ちが安らぐから
コードをベッドの手元にセットし、ベッドの中に横になったA
俺はその隣に横になる
「明日は新しいアルバムの打ち合わせ。
少し遅くなるかな…」
「分かりました。食事はいらないですね」
「うん。１２時になったら先にベッドで充電してていいから」
「はい」
人ほどの温もりはないものの、微かに感じるAの温かさ
俺の気持ちの問題かもしれないけれど
「ドラマ、ストーリーは分かるの？」
「はい。少し分かります。
明日は主人公が友達に意地悪をされます」
「ははっ！(笑)そうなんだ」
「はい。とても可哀想です」
「可哀想って思うの？」
「はい。こんな時、人間は涙を流すのですか？」
「あぁ……そうだね」
「涙はどうして出るのですか？」
「ん〜…。なんでかは分からないけど、泣くとスッキリする(笑)」
「そうですか。スッキリ」
「うん」
「私も涙を流してみたいです」
「あはは(笑)今度ヨンジュンさんに相談してみようか？」
「はい」
「っふ(笑)」
Aにも『可哀想』という感情が理解出来たのか…
今夜はそのことに少し驚いた
涙……
泣きたくない場面で涙が出たり、泣きたい時に出なかったり
普段そんなに深く考えたことがなかった涙も
Aには不思議なもので、羨ましいと感じたりするのかな…
そんな事を思った
「主人公が泣きながら言っていました
『サランヘド テルカヨ』」
「っえ……」
「何て言う意味ですか？」
「……」
「ジェジュンさん？」
「…っ！あぁ、うん。
『愛しても…良いですか？』」
「愛してもいいですか。サランヘド テルカヨ」
「うん…」
「記憶しました」
「…。」
何だろう…この感じ…。
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裕(プロフ) - alexisさん» そんなに猿好きだったかぁ〜？？みたいな( ´艸｀) (2017年11月7日 0時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 今度は猿山でしたね…( ´艸｀) ひと月、同じ服は〜〜〜〜さすがに埃っぽくなっちゃいますね^_^; 無事に帰って来たジェジュン…ロボットの彼女も無事に過ごしてたかな… (2017年11月6日 19時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきさん» あっという間の1ｹ月( ´艸｀) (2017年11月6日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 裕さん更新ありがとうございます(*^^*) 1ヶ月…お留守番の私はどうなるんだろう… お出かけ前のハグとキスがとっても切ないけど、幸せで何とも言えない感情でいっぱいですT^T (2017年11月6日 14時) (レス) id: 3edccd7041 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - rindaさん» じゃあ、頑張って更新しますね♪(*´ω`*) (2017年11月6日 12時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2016年7月9日 9時
