僕ってついてる？（V Side） ページ17
「あいたたた…」
撮影スタジオの控室にはいると、シュガ兄さんが急にお腹をおさえ始めた。
「どうしたの！？」
「なんかお腹痛くなってきたかも。ジン兄さんからもらったあの弁当のせいかな････」
「ぼ、僕のせい！？」
ジン兄さんが目を丸くする。
「多分そう。責任とって医務室までついてきてよ…」
「え、シュガ兄さんさっき――」
ジョングクがなんか言いかけた気がするがナムジュン兄さんがそれを遮る。
「やっば。さっきのスタジオに音楽プレーヤー忘れてきた」
「それまずいじゃん！取りにいったほうがいいよ。ホプ、ついてってあげなよ」
シュガ兄さんがホプに言う。
「えええええ〜〜〜！？」
ホプ兄さんもいかにもめんどくさそうな声をあげる。
「あれ、さっき移動中に聴いてなか――」
またジョングクが何か言おうとしたが、シュガ兄さんが言い終わる前にしゃべりだす。
「しょうがないから、俺とナムジュンとホプとジン兄さんの4人は個別撮影は後回しでいいから」
「そうだな。後はジミンとテヒョンとジョングクか…
よし、テヒョン誕生日近いし、今日は1番でいいんじゃないか！」
え！
ナムジュン兄さんのまさかの発言に僕は驚いた。
「いいの！？」
「いいのもなにも、しょうがないじゃん」
シュガ兄さんがそっけなく言う。
「え〜〜！！ずるい！！！僕もたまには一番が････モゴモゴ」
なぜかジョングクがナムジュン兄さんに口をふさがれている。
時計を見るとまだ20時15分。
撮影は20分ほどで終わるはずだ。
もしかしたら････がんばったら…
間に合うかも。
「あ、ありがとう！！！先に行ってくる！！！」
お腹の痛いシュガ兄さんと忘れ物をしてしまったナムジュン兄さん、そしてそれに付き合わされる二人には申し訳ないけれど、僕はダッシュで控室を出て撮影スタジオへと向かった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「ははっ」
控室に残された6人。
ジミンが笑うと、シュガは「なんだよ」とジミンを睨んだ。
「いや、別に。二人とも、普通に譲ればいいのにって思って」
ジミンがおかしそうに笑う。
「あん？なんの話だよ」
ぷいっとするシュガ。
「なになに、どういうこと！？」
他の3人が声をそろえる。
「なんでもないから。あ、お腹痛いの治った」
「あ、音楽プレーヤーあった。ということで、いつも通りの順番で」
「えーーーーーーーーーーーーー」
ジョングクの声だけが控室に響き渡った。
危なっかしいキミ（V Side）→←写真でもいいから（V Side）
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ちかこ(プロフ) - ハル様 ありがとうございます！続編、始まりましたので引き続きよろしくお願いします。デレデレテテ、いいですね〜！ (2016年1月30日 19時) (
レス) id: b539f91093 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 第２部楽しみにしています！！ヌナにデレデレのテテが見たいです！！楽しみです！ (2016年1月23日 2時) (レス) id: a3a9522359 (このIDを非表示/違反報告)
ちかこ(プロフ) - みぃ様 ありがとうございます。この1週間ほど仕事がバタついており全く更新できず申し訳ありませんでした。。劇的な展開も少ないゆる〜りとした話で続きますが、どうぞよろしくお願いいたします。やはりテヒョン続編ですかね〜！ (2016年1月22日 21時) (レス) id: b539f91093 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 更新楽しみにしていました 二人ともすごく可愛くて、これからのSpringもsummerも可愛い二人を楽しみにししています (2016年1月22日 21時) (レス) id: 0f6ae1e55a (このIDを非表示/違反報告)
Robotaxxxx(プロフ) - きむて様 他の方に比べると遅くて本当に恐縮です…大量更新、頑張ります！ (2016年1月4日 15時) (レス) id: 1d1db99c36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちかこ | 作成日時：2015年11月23日 16時
