最強少女は我々幹部 (ページ15)

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鬱視点

宣戦布告は相手がしてきた

もうすぐα国につく

ゾム「大先生って戦えたっけ？」
鬱「どうやろな」
ゾム「まぁ言うくらいやから強いんやろな！」
鬱「強くないよ～」

車が急に止まった
ゾムはいつものふざけた顔ではなく
殺意に満ちた目に変わった

ゾム「降りよう大先生」
鬱「うん」

ゾム「行くぞ」

敵1「やっとあのガキ捕まえれたな」
敵2「苦戦するかと思ったら全然チョロかったなww」

汚い声

汚い笑い

汚い顔

全部全部汚い

鬱「死ね」

ゾム「大先生！？」

敵1「ｶﾞｯ」
敵2「ｳｸﾞｯ」

血

チ

血液

汚い

きたない

キタナイキタナイ

あぁ汚いのが服に付いた

鬱「キタナイナァ」
鬱「キモチワルイネェ」
鬱「ソウダネェ」

ゾム「大先生？」

鬱「ゾム？」

ゾム「なんで自分と話してたん？」

鬱「僕？僕誰とも話してないで」

ゾム「え？」

鬱「君には何が見えてるんだ怖いなぁ早く Aちゃん助けに行こ」

ゾム「そ、そうやな」

一体ゾムは何の話をしてるんだろ

鬱「あ、敵やいっぱいおる」

ゾム「じゃあ一緒に殺ってく？」

鬱「そうやな！」

ーーー
ゾム視点

付近の敵をあらかた倒し終わった頃

鬱「ナンヤコイツ」
鬱「ワラウナ」
鬱「キモチワルイ」
鬱「マタフクニキタナイノガ」
鬱「アライタイネ」
鬱「ホントニネ」

なんだか寒気がしたいつもの大先生じゃないみたいで

そして同時にほっておいてはいけない気がした

ゾム「大先生！」

鬱「ゾムどうしたん？」

何故か何も覚えてない

ゾム「大先生ぼーっとしてたで」
鬱「あぁごめんなぁ」

やっぱり変だ

ﾋﾟﾋﾟｯゾム「ぺ神？何か大先生変なんやけど」
しん「どう変なの？」
ゾム「なんか独り言多くて、大先生は覚えてない」
しん「､､､そっか、ありがとう大先生最近精神状態が不安定だからだと思う」
ゾム「そっかありがとう」

やっぱり何かおかしい