57話 ページ17
加州清光side
まさか大倶利伽羅が人間に頼むとはね…
余程この男を信頼してるんだろうな…
清光「ま、立ってないで座りなよ」
ずっと立ちっぱなしだった二人に主が眠っているベッドの横に椅子を置き、そこに座るように言う
基本本丸は和室だ
もちろん主の部屋も
だけど点滴を打つってなるとベッドの方がいいとの事で少しの間洋室に改造されたのだ
「入るぞ」
三人喋ることなく主の顔を見ていると、ある一人の声と共に襖が開かれた
清光「山姥切…」
山姥切「加州…いたのか。そいつらは…」
清光「主の学校の先生」
山姥切「そうか…」
さすが初期刀メンバーの一人
手に持つ花を新たな花瓶に入れて俺の横に座った
困惑気味の相澤達に山姥切を紹介し、相澤達のことも山姥切に紹介した
山姥切「人間を招き入れたことが三日月にバレたらどうするんだ」
清光「あのじいさんのことだよ？とっくに気づいてるって」
山姥切「なら…」
清光「様子見でしょ、多分」
山姥切とそう話していると、相澤がなぜ俺たちが人間を嫌うのか聞いてきた
清光「んー、なんていうか…信用してないだけだよ」
山姥切「まあ、中には本気で嫌いな奴らもいるだろうが…」
清光「俺たちも好きで刀剣男士になったわけじゃないからさ…無理矢理呼び出されて歴史を守らされてるから…まあ信用はできないよね」
実際それだけじゃないけど…
ｵｰﾙﾏｲﾄ「なぜあそこまで赤羽少女に執着を…？」
清光「…あの子のことは審神者になる前から知ってたんだ。なんでかは言わないでおくけど…まあ、主は唯一俺たちが信用してる人間でもあるから…かな」
山姥切「だが、俺たちは主から自由を奪ってしまった」
相澤「それはどういう…」
清光「主は初代審神者なんだよ…俺たち本霊が生まれてから主は審神者になったから…だからこそ任される仕事も多い。主くらいの年の子らは学校へ行ったり友達と遊んだりするのが普通だけど…俺たちがその普通な日常を奪ったも同然なんだ…」
俺たちの異常な程の愛のせいで普通に外に行くことも許されなくなった
このままではだめだ、と初期刀メンバーの俺たちは考えたんだけど…
歪みきった愛と知りながらもそれを受け止めてくれるからついついそれに甘えてしまうのだ
だから俺たちが教えてあげられなかった外での楽しみを教えてあげてほしいと思うんだ
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万年暇人 - 初こめ失礼します。何時も見させていただいてます夢主の今後って決まってるんですか?決まってなかったらアンケートやってください! (2019年2月4日 17時) (
レス) id: dab8dcba5b (このIDを非表示/違反報告)
ハクしろ(プロフ) - ルナさん» すいません！ありがとうございます!! (2019年2月3日 22時) (レス) id: ca46c9e329 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話にて、『三日月脳での』という文がありましたが… 正しくは『三日月の腕の』ではないですか？ 読んだ時、Σ三日月さんの脳！？(゜ロ゜ノ)ノみたいな感覚に襲われました。 (2019年2月3日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 刀剣男士達が、夢主の誕生日を祝う 話を作って欲しいです！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: 5e11f9c1fa (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - すみません。ついつい思いついたのリクエストしてしまって、以後気をつけます (2019年2月3日 10時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハクしろ
| 作成日時：2019年2月1日 17時
