あなたの瞳に映るのは・・・【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

45話 ページ46

貴方「あなた達もあのポアロの店員も私を疑ってるみたいだけど、私疑われるようなことしました？」

コナン「…A姉ちゃんが危険な人かどうか知りたいだ」

貴方「危険な人…ね…」

コナン「ねえ、“じんさん”って誰？いつも黒い服着てる長髪の人じゃないよね？」

貴方「長髪？いつも黒スーツ着てるけど長髪ではないよ。それにあの人本当は“陣之内”って名前だよ」



そういうと二人は少し驚いた顔をした



コナン「じゃあ！黒い服を着た危ない組織とは関係ないの!?」

貴方「なに、その組織。初めて聞いたわ。まさか私がその組織の仲間とでも思っていたの？」

コナン「う、うん。ごめんなさい」

貴方「まぁいいけど」



この子…何から何まで新一にそっくり

それに沖矢さんもどこか違和感のある顔と声をしている



貴方「でもまぁ、私のことあまり深追いせずにすんでよかったですね」

沖矢「？どういうことです？」

貴方「だって、もし深追いしていたらあなた達最悪の場合死んでいましたから」



ニッコリ微笑むと彼らは少し目を鋭くさせた



沖矢「死ぬ程危険なんですか？」

貴方「はい。それと、変装や演技するならもっとバレないようにした方がいいですよ。違和感ありまくりなんで。では、もう時間なんで帰ります」



約束通りに帰らないと彼らに怒られてしまう

長谷部の説教は長いからな〜

なんて考えながら扉に手をかけ開けた瞬間、反対の手を掴まれ、“バンッ”という音と共に扉に押し付けられた


簡単にいうと“壁ドン”ならぬ“扉ドン”だね



貴方「…なんですか」



顔近すぎ

普通の女子なら顔を真っ赤にするんだろうけど、本丸で彼らを見ているから沖矢さんや安室さんを見ても何も思わない



貴方「あの、早く帰らないといけないんですけど」

沖矢「あなたは一体何者なんですか？」



糸目を開眼させて聞いてくる沖矢さん



貴方「何者って言われても…ただの高校生ですけど」

コナン「ただの高校生にしては感が鋭すぎるよ」

貴方「…それあなたが言える？小学生にしては頭の回転早すぎない？」



コナン君は図星をつかれたようで押し黙った



貴方「あなたね、推理する時の癖や間違った時のくせが新一そっくりなのよ。親戚だからってそうも似てるのはおかしいわ。あなた、“江戸川コナン”じゃなく“工藤新一”なんじゃないの？」

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