44話 ページ45
《はい、主ですか？》
電話に出たのは長谷部だった
貴方「そうだよ。今日少し寄り道して帰るね」
長谷部《今日も…ですか？》
電話越しに聞こえる長谷部の声は寂しそうだった
その声に少しまずいなと感じる
長谷部《俺達のことが嫌いになったんですか…？》
貴方「違うよ。長谷部達のことは大好きだよ。だから落ち着いて、ね？」
彼らは嫌われることを怖がっている
些細なことでもすぐに不安を感じるようになった
貴方「日が暮れる前には帰るようにするから」
長谷部《…わかりました》
貴方「あ、今日の夕餉ってなに？」
長谷部《主の好きなオムライスですよ》
まだ不安が残っているような声をしていたものだから夕餉のおかずを聞くとクスッと笑って答えてくれた
オムライス…
なるべく早く終わらせて帰ろう
貴方「終わったよ」
コナン「…“ゆうげ”ってなに？」
貴方「夜ご飯のことだよ」
コナン「そうなんだー！」
コナン君はそういうと私の腕をまた引っ張って新一の家へ連れて行った
新一の家につくとコナン君はインターフォンを押した
インターフォン越しに聞こえた声は男の人だった
──ガチャッ
「おや、もう来たんですね」
コナン「こんにちは！」
出てきた男の人は眼鏡をかけている糸目の人だった
コナン「A姉ちゃん！この人は沖矢昴さんだよ！」
沖矢「はじめまして。沖矢昴といいます。あなたが一ノ瀬Aさんですか？」
貴方「あ、はい。向かえに住んでます、一ノ瀬Aです」
沖矢「コナン君からよく聞いてますよ」
貴方「はあ…」
優しそうに微笑む沖矢さん
きっと園子だったら目をハートにさせてるんだろうな
沖矢「ここで立ち話もなんですし、中へどうぞ」
貴方「ありがとうございます」
お礼は言ったものの、ここって新一の家だよね？
なんでこの人がここにいるんだろう
案内された部屋は昔遊びに行ってた頃と全然変わってなかった
貴方「あの、なんで沖矢さんが新一の家に？」
沖矢「実は住んでいたアパートが火事で燃えてしまい、ここに住まわせてもらってるんです」
貴方「そうなんですか。それで…本題はなんですか？わざわざここに呼んだのは何か用があるんじゃないんですか？」
コナン/沖矢「「!!!」」
気づいてないとでも思ったのかな？
彼らの目は完全に人を疑う目をしている
本丸のみんなを見てきたからすぐにわかる
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夜桜(プロフ) - コメント失礼します！刀剣男士との依存し合う関係堪らないです！最近たまにしか開いてなかったのに続きが出てないかちょくちょく見に来るようになってしまうほど、更新楽しみに待っているので頑張ってください！ (2018年4月15日 23時) (
レス) id: 6005dafda8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - なんならもう神格化してずっと一緒にいてくれー！！っと思ってしまうほどです！今後の更新楽しみにしています！ (2018年4月15日 21時) (レス) id: da544692be (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - 更新楽しみにしていました！！！んんん！三日月さん！ひええ！コナンくんこと新一くんは夢主のことをどう思っているのか、未だに幼馴染としか見れなくてただ単に心配なのか…とても続きが楽しみです！夢主が本丸の刀剣男士達と依存し合う関係なのも最高です！！！ (2018年4月15日 21時) (レス) id: da544692be (このIDを非表示/違反報告)
あか。(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！続きがとても楽しみです！更新頑張ってください。 (2018年4月15日 17時) (レス) id: a2f96f7463 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！赤井さん、別に夢主ちゃんは正体を明かせとは言ってないから言わなくてもよかったのでは？と思ってしまった… (2018年4月15日 17時) (レス) id: 0174c0cfa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハクしろ
| 作成日時：2018年4月2日 1時
