あなたの瞳に映るのは・・・【刀剣乱舞】【名探偵コナン】

41話 ページ42

安室「あの、今の“じんさん”とは一体誰のことですか？」

貴方「…ただの知り合いですけど」

コナン「その人ってなんのお仕事してるかわかる!?」

貴方「…どうしてそんなことが聞きたいの？」



小学生が聞くようなことじゃないと思うけど


答えにくいのか少し俯くコナン君



安室「答えにくいようなお仕事をされているんですか？」

貴方「初対面の方にそこまで教えるほど馬鹿ではないので。何を疑っているのか知りませんが、こっちの領域にずかずかと入り込もうとしないでください。迷惑です」



それだけを言い残しその場を去った

初対面であんなに疑われるのは気分が悪くなる


そう思いながらいつの間にか制服につけられた盗聴器らしきものを手に取った



貴方「鬱陶しい」



そう言い捨てて踏みつぶした


・

・

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江戸川コナンside




安室さんの居るポアロへ行くと三年ぶりに会う幼馴染みがいた


驚きつつも“江戸川コナン”を演じた

昔よりも大人っぽくなったAは昔と何も変わっていないと思っていたのに、“じん”という名前を聞いて俺も安室さんも凍り付いた


まさか、あいつに限ってありえない


そう思いながらも問い詰めると、見たことのない冷めた目で俺と安室さんを見つめた

そのせいか、安室さんがさらに疑って盗聴器をつけるもすぐに壊されてしまった



“鬱陶しい”



その言葉を残して───



安室「彼女は…少し警戒した方がいいですね」

コナン「そうだね…」



やっと会えたと思ったのに…


そこには俺の知らないAがいた──────

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