20話 ページ21
次の日、学校へ行こうと準備をしていた時だった
家のチャイムが鳴り扉を開けると若い男の人が立っていた
世に言う“イケメン”という部類だろう
「一ノ瀬Aさんですか?」
貴方「そう…ですけど…」
「私は“時の政府”というものです」
貴方「“時の政府”…?」
「取り敢えず、ここでは話せないので中に入れてもらっても?」
貴方「あ、どうぞ」
“時の政府”と名乗る男の人を客間に案内し、話が長くなりそうだったので学校には遅れるという連絡を入れといた
「“時の政府”の役人をしております、陣之内と言います。陣と呼んでください」
貴方「陣さん…ですか?」
「はい。それで、本題なんですが…突然ですみませんが、一ノ瀬Aさんには“審神者”というものになってほしいんです」
貴方「“審神者”?」
「簡単に言うと、歴史を守ってほしいのです」
貴方「はぁ…」
それから詳しく話を聞き、大体の事は把握できた
そこで一つ疑問に思ったことが…
貴方「刀の付喪神って言いましたか?」
陣之内「はい」
貴方「それって…“三日月宗近”や“小狐丸”、“加州清光”も関係していますか?」
そう聞くと、陣さんは目を見開き驚いていた
陣之内「なぜあなたがそれを知っているんですか!?」
貴方「え…?いや、あの会ってるんですけど…」
陣之内「は?」
貴方「ですから、ここ何日間その三人に会ってるんです」
陣之内「どこでですか!?」
貴方「この近くにある社ですけど…」
陣之内「まさかとは思いますけど…真名って…」
貴方「あ、教えちゃいました」
陣さんは大きなため息をつき、“バカなんですか”とつぶやいた
貴方「教えちゃいけないっていうのは知っています。現に私、幼い頃三日月に“神隠し”されたことあるんで」
その言葉にまたもや驚く陣さん
何かを言おうとしたみたいだけど、すぐに口を閉ざした
貴方「あ、あの…それで気になったんですけど、その三人傷だらけだったんです」
陣之内「なるほど…“ブラック本丸”ですか」
貴方「“ブラック本丸”?」
陣之内「“ブラック本丸”というのは─────」
陣さんの説明を聞き絶句する
あまりにもひどい話であの時なぜすぐに助けてあげなかったのか後悔した
1357人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜(プロフ) - コメント失礼します!刀剣男士との依存し合う関係堪らないです!最近たまにしか開いてなかったのに続きが出てないかちょくちょく見に来るようになってしまうほど、更新楽しみに待っているので頑張ってください! (2018年4月15日 23時) (レス) id: 6005dafda8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - なんならもう神格化してずっと一緒にいてくれー!!っと思ってしまうほどです!今後の更新楽しみにしています! (2018年4月15日 21時) (レス) id: da544692be (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - 更新楽しみにしていました!!!んんん!三日月さん!ひええ!コナンくんこと新一くんは夢主のことをどう思っているのか、未だに幼馴染としか見れなくてただ単に心配なのか…とても続きが楽しみです!夢主が本丸の刀剣男士達と依存し合う関係なのも最高です!!! (2018年4月15日 21時) (レス) id: da544692be (このIDを非表示/違反報告)
あか。(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています!続きがとても楽しみです!更新頑張ってください。 (2018年4月15日 17時) (レス) id: a2f96f7463 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!赤井さん、別に夢主ちゃんは正体を明かせとは言ってないから言わなくてもよかったのでは?と思ってしまった… (2018年4月15日 17時) (レス) id: 0174c0cfa9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハクしろ | 作成日時:2018年4月2日 1時