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きちんと金ブロックで鍵が消えないように配慮してもらって、クロノアさんは倉庫の方へと行ってしまった。
ク「.....何これ〜」
倉庫に入るのは初めてだ。何があるのか報告を待っていると、俺達が今一番欲しいものの名前が出た。
ク「作業台がある!」
ぺ「今行きます今行きます!」
俺は弓を持って倉庫に急いだ。
さっきゴルゴンに俺には仕事を頼まなかったことを怒っていたが前言撤回。俺に仕事を頼まないでくれてありがとう。
ク「でも金ブロックがある.....」
ぺ「じゃあどこか受け渡せる場所探してください!」
死「でも、大事だもんね。今弓矢が一番必要だから」
すると、またクロノアさんが何かを見つけたような声を出した。
ク「裏口みたいな.....あ、死神君がいるそこに」
死「えっ!? あっ、本当だ!」
死神君がいるのは展示室。そして、クロノアさんがいるのは展示室の隣の通路。つまり。
ク「繋がってる!」
死「クロノアさんがいる!」
先程死神が言っていた展示室にある受け渡し場所は、倉庫に繋がっていたということだ。
ぺ「でも、そこも金ブロックだよな.....」
しかし、クロノアさんの発見は止まらなかった。
ク「あ! 【水流装置】だって! レバー必須って書いてある!」
とうとう、あのレバーの謎も解けた。
ぺ「でもどうやって行くの?」
展示室の方も倉庫の方も金ブロックだし。
暫くすると、展示室の欠けた梯子もクロノアさんの方で見つかったらしい。
ぺ「ねぇ.....俺、暇.....」
死「ぺいんとさんは、Aさんと話す事も考えてくださいね!?」
ク「言わなきゃ想いは伝わんないからね?」
ぺ「え、何で知ってるんですか!?」
二人には俺の気持ちなんて言ったことないはず。
死「そりゃ、あの反応見てたら誰でも分かりますって!」
ク「ホント、普段から分かりやすいし」
そんなに.....。
再び口を開こうとするも、既に二人は滝の下の穴を見つけたり梯子の上に行ったりしていて、聞いてる暇も無さそうだった。
死「本がある! [水流作動ポンプの不具合の件].....
[長年使っていた
庭園に流れる滝を流すための水流作動ポンプが壊れてしまった。
雨水だけでは上手く流れないため早くポンプを直さないといけない。
しかし、修理後
今度はレバーが壊れてしまった。
レバーの修理を急がねば。]」
死「なんかね、アイテム流せそうな水が流れてるの」
クロノアさんの悲鳴が聞こえたのは、その直後だった。
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に!?((新作おめでとうございます!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ楽しみにしていました!(pq゚∀゚*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください!Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します!!(*´▽`*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる!!やばい面白い!頑張ってください!!!!ありがとうございます!! (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつりんごぱん | 作成日時:2019年5月19日 17時