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みんなの酔いも回ってきて、のんちゃんがお皿を片付け始めたのと、次の日も平日でみんな仕事というのもあってお開きすることになった。
こうしてみんなで呑んで、駄弁って、盛り上がれる仲間がいるなんて、自分はなんて幸せ者なのだと実感した。そして、4年前俺とのんちゃんはオレンジジュースだったのに、今や缶酎ハイ。時の流れを感じる。
「じゃ！また明日なー！」
それぞれの家路につく。流星は�陲舛磴鵑硫箸傍鏝�することになっているから、�陲舛磴鵑醗貊錣法⊂隼砲箸里鵑舛磴鵑浪箸粒惷茲�同じだから一緒に、そして俺はというと...
「神ちゃん！俺らも帰ろか！」
「お、おん、せやな！」
せやった！シゲと一緒の方向なのすっかり忘れとった...!
中高生時代はあんなに一緒に帰ることが楽しみだったのに、今は少し嫌。二人きりは4年前のあの日ぶりだ。どんな会話すればいいんだ？近況報告？いやそれさっきしたわ。ほな...
「神ちゃんめっちゃ百面相やで笑笑どしたん！めっちゃおもろいねんけど笑！」
「えぇ...?そんな面白かったかなぁ。酔っ払いのツボが謎すぎなんやけど」
「神ちゃん見かけ通りお酒弱かったな」
「なんやねん見かけ通りって！全然酔っ払ってへんし！」
「他の飲み会でもあんま飲みすぎんといてな」
「なんでシゲに心配されなあかんねん」
「いや、普通に心配なるやろ！あんな１缶飲むだけで顔真っ赤になる人、�陲舛磴鶲奮阿能蕕瓩童�たで！」
それに、俺神ちゃんの直属の先輩やからな
って俺を見る。
「....気をつけます」
「絶対納得いってないやつ笑」
あぁ、なんだ。普通に会話できてんじゃん。
「なぁ神ちゃん、懐かしくない？」
「何が？」
「こうやってさぁ、二人で歩いて帰るん。」
「せやなぁ。昔はよぉ一緒におったもんなぁ」
”よぉ”で片づけられないぐらい一緒やったけど
「なんや感慨深いわ。」
シゲが急に立ち止まった。
「シゲ？どしたん？吐きそう？近くに公園あるから一旦寄ろか？」
大学のサークル飲みでもリバースする人は毎回おるし、祭りの飲みでもおっちゃんたちが介抱しあっているのはずっと見ていたから、介抱慣れはしている。
「.........神ちゃん。本当にごめん。神ちゃんをあんな傷付けるなんて思ってへんかった。ちゃんと神ちゃんの気持ち考えるべきやった。」
立ち止まったシゲは、俺に、4年越しの謝罪をした。
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作者名：ろばたけ | 作成日時：2023年11月10日 2時
