71話 ページ31
Sサイド
『翔くん』『翔ちゃん』『翔さん』
って 俺の名前を呼ぶ声が聞こえて。
真っ暗な世界の中 浮かんだのは4人。
…頬に冷たい感覚が伝わった 次の瞬間
ー パァァァ
眩しい、目を細めてしまうほどの光が俺を包み込んだんだ。
「…っ翔くん！ 分かる？ おいらだよ……！」
必死な彼の目から流れる涙
徐々にはっきりとしてきた俺の視界は
確実に智くんを映していた。
「＿＿＿＿＿＿さと……し……くん……」
小さく声を絞り出せば 身体を包まれる。
_______あったかい…。
智くんが、相葉くんが、ニノが、松潤が
俺を抱きしめた。
その目からは涙が流れていて 次々へ俺の身体へと零れ落ちる。
ふと、幸せだと感じた。
ここにいたいと、思った。
『ごめん』
そう 謝るみんな。
どうして？みんなのせいじゃないよ。
「みんな……何も、悪くない……のに……謝るなんて……」
…もう、
だから 大好きなんだ。大切なんだ。
「ほんと…………ばかみたいに……優しいんだから……」
俺の目からも涙が流れた。
それは 4人の身体へと伝い 彼らに咲いた花の模様を消していく。
俺は未だ抱きつく4人を静かに離し 言うんだ。
「…助けてくれて、ありがとう」って。
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和翔(プロフ) - すんごい泣けます！ 他の小説での活躍も期待してます！ (2015年10月26日 22時) (
レス) id: d71d624c28 (このIDを非表示/違反報告)
なっち(プロフ) - 最後の方は、ずーっと泣きっぱなしでした(ToT)すごく面白かったです！ (2015年7月21日 1時) (レス) id: fe269a1a4c (このIDを非表示/違反報告)
しょーさと - この小説、とってもドキドキして面白かったです！すごく楽しめましたよ！！ お2人とも、お疲れ様でした♪♪ (2015年4月18日 21時) (レス) id: 8ea8d3969e (このIDを非表示/違反報告)
依久 - そろそろ更新してください。ずっと待ってるんですけど。 (2015年4月10日 18時) (レス) id: 3739db1f04 (このIDを非表示/違反報告)
相櫻 魔理沙 - とっても面白いです。更新頑張ってください!! (2015年3月26日 10時) (レス) id: 3739db1f04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花櫻 ＆ 碧李
x他1人 | 作成日時：2015年1月17日 17時
