歌い手ＢＬ学園第１弾

大丈夫じゃない笑み ページ26

そらるSidi

始業式が終わって
久々にまふまふと歩いて帰ってる
いつもはオープンカーだけど

今日は何か忙しいらしい

そらる 「まふの家久々に行くかも」

そう、今日はまふの家に遊びに行く
いつもは俺の家だったけど

まふ 「ふふっ、そうですね」

ｶﾞﾁｬｯとまふまふがドアを開けると
ズラーッとメイドさんが並んでいる

いつ見てもすごいな…

メイド達 「おかえりなさいませ
まふまふ様そらる様」

まふ 「…制服が乱れてる。あと
お前、前も注意したよな？」

また､､､､だ

まふと仲良くなってまふの城に行く度に思う
メイドさんとか執事さんに手厳しいの

ストレス溜まってるのかな

行きましょう。って行ってまふの部屋に
案内される。階段を登ってる時も
執事とすれちがう度に睨んでいた

ｶﾞﾁｬ

そらる 「…まふ。あのさ
聞きたい事があるんだけど」

コートを脱いでるまふまふに問う

ふわっと微笑んで

まふ 「どうしました？何か城の
気にくわない事でも？」

ほら、どうして

そらる 「まふってさ…何でそんなに
執事とかメイドに手厳しいの」

さっき微笑みはどこにいったのか。と
思うくらいの真顔になるまふ

そらる 「ほら…いつも睨んでるしさ
怖いし…もうちょっと優しくしてあげた、」

ｶﾞﾝｯ!

そらる 「ひっ…！」

まふ 「そらる。ねぇそらる」

そらる 「あっ…やっ…ごめんなさい」

まふ 「違うよ。お仕置きはしない」

俺はゆっくりと目を開く

違うよ。嘘じゃん。お仕置きする時の
笑顔じゃん

まふ 「あのね？メイドとか執事に手厳しいのは
僕も自覚してる。もうちょっと
優しくしても良いと思ってる。でも僕は
人を甘やかすのが嫌いなの
そらるとだっていっぱい約束してるでしょ

ねぇ…じゃあどっちが良い？」

低いどす黒い…でもどこか
天使っぽい声で囁かれる

まふ 「俺がそらるさんとの約束を
もっといっぱい増やして
学校をも二度と行けないような体にする
代わりに彼奴らに優しくする。か
今のままか」

そらる 「そんな学校行けない
体なんて作れるわけっ…
んああっ///やぁっ//いたいっ//」

鋭い爪で胸をギュッと摘ままれる

そらる 「やだっ//はなしてっ//ああっ//」

まふ 「じゃあ、ごめんなさいは？
今のままで良いですは？」

そらる 「ごめんなさいっ//
今のままで良いからっ//」

まふまふは手を離していつも通りの顔と
声に戻った

まふ 「そらるさぁん…♪」

あぁ…またこうやって俺はまふに
堕ちていくんだな…

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