僕は観客でいたいんだって！だから、監督生を好きなままでいてくれ！！二！

観客が五十四人。 ページ30

ﾃﾞｭｰｽ「なんだかスゴい店だったな」


『そうね〜、サムさんのお店はサムさんのよく分からないやつを勧めてくるのを阻止出来ればすごくいいお店だよ』


ﾕｳ「いい人そうだもんね」


『にしてもスペードくんは荷物運び慣れてるね。全然重そうにしてないし』


ﾃﾞｭｰｽ「ああ。タイムセールの時に母さんがとにかく買い込むから、毎回袋がメチャクチャ重くて」


ﾃﾞｭｰｽ「ウチは男手が僕だけだったから、そういう力仕事は僕が全部……っと。悪いを僕ばかりしゃべってた」


ﾕｳ「デュースは優しいんだね！お母さんもきっと喜んでたんだろうね」


ﾃﾞｭｰｽ「……いや、全然そんなことはない。僕は、母さんを……」


ﾃﾞｭｰｽ「っいって！」ﾍﾟｷｬ



はい、始まりましたー卵事件！(？)

ちなみに僕は遠くから見てます。木の影に隠れながら見てます(((
ユウちゃんが危なければすぐに行くけど、デュースに男らしいとこ見せて欲しいっ！！



ｸﾞﾘﾑ「あ"〜！卵が！」


ﾃﾞｭｰｽ「くそ、6個パックがひとつ全滅だ！ビニール袋ん中が卵だらけに……！」


不良A「ッテェな！どこに目ぇつけて……って……」


不良A「お前ら昼に学食で俺のカルボナーラの卵割った奴らじゃねえか」


不良B「おいおい、またお前らかよ。いい加減にしろよな〜！」


ﾃﾞｭｰｽ「…………」


ﾃﾞｭｰｽ「角から飛び出して来たのは先輩たちじゃないですか」


ﾃﾞｭｰｽ「昼休みだって、卵が食べれなくなったわけでもねぇのにイチャモンつけてきて……」


ﾃﾞｭｰｽ「こっちは今、卵1パック全滅したんすけど？」


ｸﾞﾘﾑ「そうだそうだ！」

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