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『A大人なんだもん。』
「え?同い年じゃん。むしろ涼介の方が…」
『違うってば!!!』
「おぉ、ごめんごめん」
『もぉ!!!やだ、ほんとに』
「ごめんって、ねぇ」
『、、、りょーはさ、Aが誰かといるだけで、いっぱい嫉妬しちゃう。Aみたいに余裕ないし、いっつも不安で、A取られないように必死で…』
ギューーーー「ありがとう。涼介のこと不安にさせないように、頑張るよ。出かけたりも控えるね?」
『、、、ぅ、でも…それもいや』
「いや、いいよ。大丈夫。涼介が嫌なことはしたくない。」
『女の人だったらちょっと嫌だけど、先輩とか後輩とか、仕方ないじゃん。A慕われてるし。』
「じゃあ、涼介も一緒に行ける時はいこうね!」
『めーわくでしょ。ちゃんと言ってくれればいいから。』
「、、、うん、わかった。ありがとう。涼介が帰る時間までに帰るようにするね。」
『うん。あと…』
「なーに?」
『2人で、一緒にオフのときってあんまりないじゃん。だからさ、』
「うん、そーだね。ごめんね?言い訳に聞こえると思うけどさ、涼介の予定がなかったら本当に別日にしてもらおうと思ってたよ。いつでも、涼介が俺の優先順位1位だからさ。ね?」
『本当に?』
「ほんとに。仕事だって、なんだって、涼介が1番大事。」
『俺も。』
ジューーーーーーッッッ!!
「うわ!火っ!火っ!」
『やっべ!忘れてた!真っ黒だーー笑笑』
「あちゃー笑笑」
『作り直さなきゃ…』
「いいよ。ご飯も片付けも後で俺やるから。
、、、今はこっち来て?」
『うん…♡』
地獄のように長かった1週間に終わりがみえた。涼介と居れることってこんなに幸せだったんだな…
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作者名:奏夢 | 作成日時:2021年10月14日 1時