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『りょーばっかり…りょーばっかりいっぱい好きで、のぉちゃんと話すのも、先輩後輩と出かけるのも、嫉妬しちゃう…Aとそーゆーのできるのはりょーだけがいいのっ!!泣』
「そっか…ごめん」
『うぅ、、、ぅーーーーーー…泣』
「、、、」
今までにないくらい大号泣した涼介は、疲れて寝てしまった。俺も同じベッドで気がついたら寝ていた。
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目が覚めたのは9時過ぎ。俺にしてはだいぶ遅い。
隣に涼介はいない。けど、出てっちゃったかも、という不安はなぜかなかった。
「おはよう」
『、、、おはよ』
「、、、」
朝の挨拶の後、涼介のいる方に足が動くのは何日ぶりだろう
「ご飯、作ってくれてるの?」
『、、、ぅん。』
「ありがとう。久しぶりに涼介と一緒に朝ごはん食べれるの嬉しい。」
『、、、ごめん』
「なんで謝るの??」
『俺が、避けちゃってたから…』
「ううん、俺の方が謝らなきゃ。ごめんな。」
後ろから抱きしめると、涼介の手が止まる…
「、、、あっ、ごめん。邪魔しちゃったね」
せっかく作ってくれようとしているのを、止めるてはいけなかったと感じた。一緒にご飯が食べられなくなるのは辛い。
今は大人しく離れてテレビでも見ていようとすると…
ギュッ
「、、、涼介?」
『、、、』
体の向きを変えて、めいっぱい抱きしめる。
「俺さ、伝わってないかもしれないけど、涼介が思ってるより涼介のこと好きだよ。」
『、、、伝わって、ない、もん…』
「ごめんね?不安にさせてたの気が付かなったよ…大好きだよ。」
『、、、っと…』
「ん?」
『もっと…!』
「ふっ笑笑 可愛すぎんだろ、笑 大好きだよ。愛してるよ。1番好きだし、俺には涼介だけだから。こんな、好きになったのも、近くにいなくて悲しかったのも涼介だけ。」
『りょーも、大好きだよ。』
「、、、よかった。」
『ごめんなさい…きらいって、いって…』
「ううん、大好きって言ってくれたからもういいよ。」
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作者名:奏夢 | 作成日時:2021年10月14日 1時