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しばらく涼介の甘えたに付き合ったあとは、本格的にライブの準備をしないとやばい。俺も涼介もスイッチ切り替えて、準備満タンです！！
円陣前にはみんなが口々に｢キツかったら、近くにいる人に頼るんだぞ｣って言い聞かせてくれてる。本番行ってきます！！
MC中、涼介はすこし早くはけてソロ曲の準備をする。すれ違った時に、尋常ではなく汗をかいていたので、心配で俺も一緒にはける。
｢大丈夫か？｣
『はぁ、はぁ、ｹﾞﾎｯｯ、、、ｵｪｪ、、、』
スタッフ｢山田が吐いた！｣
｢しんどいな？大丈夫、大丈夫｣
スタッフがメンバーに伝えてくれてMCが少し延びる。
『A、、、泣』
｢大丈夫だよ。落ち着いて、ね？｣
しんどさと、吐いてしまった申し訳なさで、涼介はもうボロボロ。でも、ライブはあと半分。
｢泣かないで？？｣
『…ごめんなさぃ』
｢大丈夫だって！よく頑張ってるよ？誰も怒ってないから｣
もう立っているだけでやっとな、涼介の着替えを手伝う。
｢体重預けていいよ？休憩しな。｣
『、、、大丈夫』
｢後半やめる？？｣
『、、、やだ』
｢じゃあ、俺の言うこと聞いて。じゃないと出さない。｣
『…ｳｯ泣』
｢今は泣いてもダメ。後半も頑張るんでしょ？｣
本当だったら、もう出さないのが1番。でも、それだけはしたくないことが、俺も出演する側だからよく分かる。言い方はキツいが、それくらい言わないとアイドルの時の涼介は休むことを知らない。
『、、、でたぃ』
｢うん、じゃあちゃんと休んで、ステージいこうね｣
『…ん』
大人しく、体を預けてきた。スタッフさんが代わると声をかけてくれるが、俺が1番速いから。涼介の着替えは。
｢よし、じゃあ真ん中からあがろう。｣
涼介をステージのギリギリまで見送り、ファンの子が真ん中に集中している間に俺も急いで舞台の端から戻る。
後半が始まる。
涼介は裏に戻る事にフラフラしている。俺はいつもの2倍速で行動し、なるべく涼介の傍に。途中からスタッフさんが気を利かせて衣装を涼介の着替え場に移してくれたり、メンバーが道を空けてくれたりして、涼介近くに常にいることができた。
後半が終わり、残るところはアンコール。
｢アンコール出なくてもいいんじゃない？？｣
薮｢俺もそう思うよ、もー、限界だろ｣
有｢ここまで、やっただけすげぇって｣
『、、、やだ。』
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奏夢(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます！自分の書きたいように、こうであって欲しいと思う山田涼介像が溢れ出ています…笑楽しんでいただけているなら嬉しいです！これからもよろしくお願いします!! (2021年7月6日 19時) (
レス) id: 4a0a7ca2f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - やっぱり読み担になってしまう。。。すごい、このほのぼの感がたまりません。 (2021年5月21日 20時) (レス) id: 6132dfa9c7 (このIDを非表示/違反報告)
奏夢 - あいなさん» 影響受けてくださる方がいるなんて！！感激です…ありがとうございます！これからもお願いします。 (2021年1月28日 23時) (レス) id: abb52402b2 (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - 奏夢さん» はい、めちゃくちゃ面白いです！私も最近奏夢さんの影響で男主にハマってしまい…笑主人公イケメンって、面白いですよね笑好きです、そういうの。 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 0dc5a9a89d (このIDを非表示/違反報告)
奏夢 - さなさん» たくさんコメントありがとうございます！！頑張ります！！2でお話がまだ少し続くので、ぜひ見てください！ (2021年1月27日 0時) (レス) id: abb52402b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏夢 | 作成日時：2021年1月25日 9時
