王子×エース3

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スタッフ｢以上で！本番もよろしくお願いします！｣

JUMP｢お願いしますー｣


各々練習したり、シャワー浴びたり、ゲームしたり…


｢涼介、大丈夫？｣

『…うん』

50%くらいで踊ってるようにみえたけど、体調が悪化しているのか、だいぶ辛そう。


｢ちょっと辛くなっちゃった？熱はかろ｣

『…うん』

38.5度、、、

｢薮ちゃん！｣

薮｢はいはい？｣

｢涼介、38.5度ある｣

薮｢まじか、｣

『ぎゅーして、、、』

熱っぽい目で甘えてくる。本格的に熱が出て、寒気もあり限界なんだろう…

｢ちょっと隣借りる｣

薮｢わかった｣

そー言って、1部屋空けてもらった。

｢辛いな、、、｣


ｺﾝｺﾝ

有｢山田大丈夫か？｣

｢ちょっとヤバそう。｣

有｢なんかいる？｣

｢あー、そーだな、、、スポーツドリンク買ってきて貰っていい？｣

有｢おぅ｣

｢あ、ちょっとまって、やっぱり俺のリュック持ってきて｣

有｢はーい｣






有｢はい、｣

中には昨日コンビニで買ったチンするお粥や、頭痛薬もある。大ちゃんに財布とお粥を渡す。

｢これでスポーツドリンク買ってきて。で、お粥をあっためてきてほしい。朝からほとんど食べてないから｣

有｢わかった、お金くらい俺のでいいのに｣

｢大丈夫よ、ありがとう｣







有｢はーい、おまたせ｣

｢ありがとう！ 涼介〜涼介ー｣

『…ん？』

｢ちょっと起きれる？｣

『ん。』

｢ごめんね？起こして。ちょっと熱はかろうか｣

38.1度

｢ちょーーっと、下がったか。頭いたい？｣

『…うん』

｢お薬飲も。お粥ちょっと食べれる？｣

『おくすり…いや、、、』

有｢飲んどいた方がいいぞ｣

『でも、、、』

｢じゃあ、お薬飲まなくてもいいから、ライブやるためにご飯食べよう？｣

『…いらない』

｢お願い｣

『、、、ぁー』

｢ありがと、あーーん｣

だんだんと迫る開演時刻に焦りながら、お粥も半分くらい食べてくれた涼介に薬をどうしても飲ませたい。

｢頭痛薬と解熱剤飲まない？｣

『…いい、おくすりきらぃ、』

｢わかってるよ〜、でもさ…｣

『りょー、のめない』

｢飲めるよ！｣

『できなぃーー』

なんて、駄々をこね始めたので強行突破します。

チュー…ｺﾞｸﾝ 正直、いつもやってるから飲めないというのは半分口移しして欲しいだけ笑かわいい笑

｢はぃ、飲めた。ライブできそう？｣

『頑張る、もー1回して』

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