4 ページ36
｢俺、今日でピーク終わるからさ。あとちょっと我慢できそ？｣
『なんじ？』
｢1時過ぎかな。｣
(八｢え、待って何が笑 なんで分かるの？｣
知｢知らないよ。1時過ぎなら帰宅時間とか？｣)
『…起こして』
｢え、でもさ、｣
『やだ。』
｢まぁ、考えとく。｣
『ねぇ、、、お願い…泣 もっ、がんばれなぃ…』
｢、、、そっか｣
『じゃっ、ねないで、、、まってる。』
｢それはダメ。分かった、起こすから、約束｣
『…ん、じゃあね。』
知｢ちょっと！始まるんだけど泣かさないでよ！！｣
｢ごめんね、、、涼介頼んだ｣
知｢あっ、うん。バイバイ｣
八｢こりゃ、Aもそーとー我慢してんな。｣
知｢もぉ。｣
八｢そりゃ、Aが気にしてないわけないもんな。この山田を…笑｣
知｢世話のかかるカップル…｣
八｢山田、目冷やそうか｣
『…はぁい』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢あーーーーあっ！｣
大丈夫かな。なんで他のメンバーは支えてあげられて、涼介のそばにいてあげられるのに、俺はいてあげられないんだろ。ゆーりの言う通りで、もっと涼介のこと考えてあげればよかった。
自分も忙しいからなんて言い訳で。ダメな彼氏だな…ほんと。
1:30 a.m.
｢ただいま、、、｣
家に帰るとベッドで寝ている涼介。いつも俺が寝る方の枕で、俺のパーカーで。帰って来たら分かるようにわざわざ真ん中で丸まって寝てる。こんな可愛い寝顔起こせないだろ、、、
｢、、、｣ トントン
｢…涼介。ただいま｣
『、、、ん。』
ゆっくり目が開く。目が合って、時が止まったように見つめあっていると、何も言わず涼介の目から涙がこぼれた。
｢…ごめんな？よく頑張ったね。｣
『…ｸﾞｽｯ、、、おかえりぃ』
｢、、、ちょっと痩せた？｣
『…わかんなぃ』
こんなに小さかったっけ、、、辛い思いをいっぱい溜め込ませちゃったな。
｢いっぱい我慢させてごめんね…無理にでも会いに行けばよかった。｣
『…さみしかった』
｢俺も寂しかったよ。｣
『でも、今Aがギュッてしてくれるからっ、がんばって良かった、、、』
｢、、、そぉ。ありがとう。涼介、愛してるよ｣
『りょーも、』
｢寝よっか。明日朝起こしていーからね？｣
『ぅん。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏夢 - さなさん» ありがとうございます泣やる気に繋がります！！リスエストもお待ちしております！！ (2021年1月3日 10時) (
レス) id: abb52402b2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: 891da18ece (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏夢 | 作成日時：2020年12月30日 18時
