幻想の巫女は地底世界へ

『9話、ついに脱出かしら…』フリスク「遺跡だけで9話も使ったんだね作者」作者「グハッ……」『メタ発言は辞めときましょう』 ページ10

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ここは…？

私は確か…スノーフルで倒れたのでは…？

ゆっくりと体を起こす。

ここは誰かの家の中か…

確か倒れる前に誰かに話しかけられたな…

そいつの家か？

「おっ！起きたか！具合はどうだ？」

声のした方へ振り向くと腰上位まである金髪に服は私が来ているものと限りなく似ている服を着た女がいた。

服の違いがあるとすれば横線の模様がひとつ多いことくらいだろう。

それよりこいつ…ニンゲンか…

魔理沙「とりあえずパピルス呼ぶか……ってまだ自己紹介してなかったな。私は霧雨魔理沙！よろしくな！」

名乗られたら一応こちらも名乗り返さねばならない。






『私は…キャラだ。』




霊夢side

『へぇ…地下ってこんなふうになってたのね。』

フリスクと一緒に地下へ降りてきたけど地下室…と言うよりは隠された通路って感じ。

こんなことろに出口があるんじゃ探しても見つからない訳だ…

フリスク「…目の前に道しか見えないの僕だけ？」

…あえて触れないようにしていたのだけど………

明らかに通路が長い…

どうしましょう歩いていくのも疲れるし…

『……あっ』

フリスク「霊夢どうしたの？」

『フリスク…時間短縮しましょうか』

フリスク「時間短縮…？」

フリスクの疑問はガン無視でフリスクを抱える。

フリスク「え？霊夢？」

『喋ったら舌噛むわよ』

それだけをいい、いつものように空を飛び……

全力でスピードをだす。

するとあっという間に扉の前にたっているトリエルが見えた。

トリエル「…飛べたのね…!?」

フリスク「…霊夢…飛べたの………」

私を見たトリエルは驚いているし、フリスクは半分へばっている。

これは…スピード出しすぎたわね。

魔理沙と飛ぶ時の癖でついスピードが早くなっちゃうわ。

人を運ぶ時は少し自粛しとかないと…

トリエル「…ここから先はさっき教えた通り、1度出たら戻っては来れません。やり残したことは無いわね？」

フリスク「さっき全部やってきたよ。」

トリエル「そう…それでは最後に…


アズゴアにSoulを取られないようにね」

アズゴア…？

ラスボスみたいな名前出てきたわね。

『私はそんな簡単には死なないわよ。』

トリエル「…そうね、元気でね。我が子達。」

トリエルはそう言って私とフリスクを抱きしめた。

久しぶりにこんなことされたかも…

そしてトリエルは早足で遺跡に戻ってしまった。




『それじゃあ…行きましょうか』

作者「作者です！追加設定失礼します！」→←『8話！モンスターって気配分かりにくいのかしら』フリスク「まず普通の人は気配分からないよ」

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